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人体改造ソフトウェア
官能リレー小説 - SF

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人体改造ソフトウェア 3

例えばパソコンが黒のデスクトップから赤のノートに変わってたり鏡も壁付けの一枚物から三枚の姿見へと変わってたりしていた等々。
俺は改めてこのソフトの凄さに驚く。
そして新たに現れた姿見で俺の新たな身体を見ようと服を脱ぎ全裸なったその時

「お…お…お兄ちゃ〜ん!!…」

部屋の外から妹の叫び声が聞こえてきたのだ。
そして妹がおもいっきり俺の部屋の扉を開けて入ってきた。
その瞬間、俺と妹は驚く。
勿論妹は爆乳美少女に変わった全裸の俺を見て驚いてたが俺もまた美少女生まれ変わった妹に驚きを隠せ無かった。
マズい!!

そう思ったが、妹が一瞬よろめいて頭を抑える。
さっき俺が陥ったのと同じ感じで、よろめいてこけそうな妹を咄嗟に受け止めようとして、慣れない身体に俺もよろめく。
妹をキャッチすると、小さな身体にGカップもある柔らかい爆乳が俺の乳の下に追突した。
「だっ、大丈夫っ?!」
声をかけると、妹はびっくりした顔で言う。
「あれれ?、なんかぐるぐるしちゃったよ、お姉ちゃん。」
姉になってる・・・
丁度、更新中だったのだろうか。

なんとか大騒ぎにならずに済んでホッとする。
それにしても凄いソフトだ。
完全に俺が『女』だった事になっていて、頭の中にも女の子としての知識が存在している。
そんな事に感心していると、妹が俺の爆乳にスリスリしていた。
「お姉ちゃんのおっぱい、気持ちいい〜。」
甘えん坊な妹でいつも何かとくっつきたがっていたが、そんな所は変わらなくてもこれはちょっとこそばゆい。
「もうっ、いまからシャワー浴びる所なんだからっ!。」
苦笑しながら裸を誤魔化す為にそう言う。

「私も入る〜外暑いから汗でびっしょびしょなんだ」
そう言って妹は俺の手を引いて脱衣場の方にへと引っ張っていってしまった。

シャーーと流れ続けるシャワーの水と、心地よいシャンプーの匂い。
普段はそんな事気になる筈が無かったのに、今はこんなにも自然に考えてしまう……。
が、実際そんな事どうでもいい。俺の目の前には俺好みの(にした)つるぺたロリ美少女がいるのだ(妹だけど)
なのに……なのに……勃たない...。


何故だ?アレが無いからだけじゃない。なんか、こう、精神的な部分での高揚感が無いんだ。
ヤバい。このままでは完全に女になっちまう。そう確信した俺は急いでパソコンを弄り、ステータスを元に戻した。

すると今度は時間を開けずに視界がぐらりと暗転をし、直ぐに男の姿と元の部屋に戻った。
元々のステータスに戻したからだろうか?とても早い。


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