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人体改造ソフトウェア
官能リレー小説 - SF

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人体改造ソフトウェア 13

しかしそのためには今のうちにどうしても何とかしておかなければならない人間がいる。
幼馴染の村山瑞希だ。
彼女は達也と同じく人体改造ソフトウェアを持っている。
今は楽しむことに夢中のようだが、いつ達也のように自分だけのハーレムを作ろうとか考えるかわからない。
自分が他人を好き勝手に改造するのはいいが、自分を勝手に改造されるのはごめんだ。
達也は知らない間に自分を変えられる前にソフトウェア所有者全員からソフトウェアの奪取、もしくは破壊をして自分に都合のいい世界を作ろうと考えていた。
今回のお茶会は瑞希が何を考えているのか、その出方をうかがうためのものでもあった。
瑞希が席を離れるとすぐ、達也は、
「これで瑞希も俺の思うが儘だ」

瑞希のソフトウェアが達也にしか使えなくなるように細工をするが、急に体に違和感を抱き、
「な、何だ今の?」

しばらくして、瑞希が戻ってくると、
「ねえ達也、最近運動とかしてないでしょ?」
確かに最近、運動不足でお腹が弛んできたが、
「見て、そんな達也も逞しく大変身だよ」

まさか自分のデータだけ別にバックアップしていたと戸惑う達也だったが、
突然、股間に刺激が走ると、陰茎がその長さと体積を増していき、

「達也も悪い子ね、でもちゃんと元に戻しておくから」
瑞希は達也の変化を観察しながら、設定を元に戻すが、

達也が急いで服を脱いでいくと、弛んでいたお腹はすっかり平らになって、次第に腹筋が割れ、
胸の厚みが増して、腕や脚も筋肉が発達して太くなっていき、

「達也、あまり悪さばかりしているとこんなんじゃ済まさないから」
「は、はい」
それから数日後、瑞希は達也に、
「ねえ、どこまでが本当の自分だっていう自信がある?」

あのソフトウェアは体格、性格、さらには記憶まで変えられ、
両性具有だった健太も性別こそ、元の唯に戻ったが、
健太だった頃の記憶が無く、唯自身はもちろん、
周囲も特に戸惑ったりする素振りすら見せていない。

すると唯と優美奈が、
「瑞希だけ狡い」

唯は達也の顔、優美奈は陰茎をそれぞれ自慢の巨乳で挟み込もうとすると、
「待って、どうせならみんな一緒に気持ち良くなろう」
瑞希の提案に唯達も納得し、
「さすがにこれは・・・」
唯と優美奈の巨乳で埋もれそうになって戸惑う達也だったが、
「瑞希、これ以上扱くと出ちゃうよ」

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