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人体改造ソフトウェア
官能リレー小説 - SF

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人体改造ソフトウェア 2

驚きながらも俺は、他の事が試せるのか色々してみたくなっていた。

今度は大幅にいじってみよう・・・
オプション設定にある『詳細設定を行う』を選ぶと、予想通り設定できる箇所が増えた。
そこで、自分の身長を戻して、性別の設定も『女』に・・・

そうすると画面がロードされ、俺を女にした予想映像らしきものが出てきた。
すこぶる普通だ・・・

お袋と妹であらかた予想はついたが、容姿や体型に特徴らしきのはない。

そこで顔の設定を開き、3Dゲームでキャラ設定するように顔の形を変えていき、俺の好みの美少女顔に書き換える。
そして、スタイルも爆乳グラドルに負けないようにして、爆乳美少女になった設定を確定させると、設定がアップロードされた。
12時間14分20秒・・・やはり性別変換だからか時間がかかるらしい。

まぁ、時間があるんでお袋と妹の設定も変えてやる。
野暮ったいオバサンなお袋を若々しい爆乳美女に。
地味で目立たない妹を、キュートなロリ巨乳系美少女に。

それだけなら7時間4分17秒らしい。
とりあえずこれだけ設定して時間を待ってみる。
幸い、今日は休日で家には俺一人だ。
俺はゲームでもしながら、時間が来るのを待ってみた。


・・・ゲームをし続けて昼過ぎ。
なんだか目眩がしてきてコントローラーを下に置く。

やりすぎかなあ・・・

そう思って目をこすっていると、目眩は酷くなっていき、とうとう自分の回りがぐるぐると回るような感じになってきた。

なんかヤべぇ!・・・


まるでジェットコースターで振り回された感のようで、俺は床に手を当て倒れないように耐える事しかできなかった。

そして・・・
永遠のように感じたジェットコースターが治まり目眩も引いた俺は、周囲の余りの変わり様に驚くしかなかった。

なんだこれ?!・・・

俺の部屋が様変わりしている!!
しかも、何か女の子の部屋のように・・・
ゆっくりと視線を下に持っていくと、そこにはTシャツを暴力的なまでに押し上げる胸の膨らみがあったのだ。

とは言え直ぐに起き上がろうとしても上手くバランスがとれる訳が無い。
まあ無理もないバストを100cm超えのJカップにして腰や尻のS字ラインや美しい脚線美を持てば男の様な動きなど出来る訳が無い。
俺は慎重に起き上がり周りを見渡す。

「やっぱ微妙に違っているな」

そう俺の部屋が若干だが変わっているのだ。
そもそもシンプルで男だか女だか分からない部屋だ。
勿論身長が変わったのもあるが明らかに有った物が無かったりその逆もあったりする。

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