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4人の年上美女
官能リレー小説 - 年上

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4人の年上美女 1

僕は幸田悟志。僕には子供のころから仲良くしてる四人の女性がいる。
一人目は佐藤ゆかりさん
二人目は立花ゆきさん
三人目は久保しずかさん
四人目は石崎みさとさんだ。
とある喫茶店
学校の帰りに喫茶店のドアを開けると真っ先にゆかりさんが出迎えてくれる。
「いらっしゃい。悟志君」

子供の頃に、あるニュースを見てこの店が心配になって直接疑問をぶつけたことがあった。
この店の常連には現職の刑事や引退した親分や義理堅い外国人や暇な法律家などがいて、頼めば力になってくれるので嫌がらせの心配はないと答えてくれた。
それで人脈や信頼というものを知った。同時にこの店の居心地の良さもコーヒーを飲めるかや年齢や身なりだけで判断しない彼女の懐の深さによるものだと再認識する。
「ご注文は何にいたします?」
ゆかりさんは僕が頼むメニューを知っている。だが毎回聞いてくる。
「ブレンド一つお願いします」
彼女はにっこり笑って、はいと答えた後、カウンターの奥に入っていった。
ゆかりさんの笑顔を見ると今日一日の疲れがすべて消えていく気がした。
しばらくすると彼女がトレイを持ってやってきた。
そのトレイの上にはコーヒーだけでなくサンドイッチまで乗っていた。
「サービスです。よかったらどうぞ」
そう言ってテーブルの上に置いた。
「いつもすみません」
僕は彼女に頭を下げる。
「いえ、好きでやってることだから気にしなくていいですよ」
彼女はまたにこっと笑った。

そして隣のテーブルの男の方へ歩いていく。
男は四十代後半くらいだろうか? 白髪交じりの髪を短く切りそろえている。背が高く体格もいい。スーツを着ていてもわかるほど鍛えられているようだ。ただ威圧感はあまりない。むしろ人当たりの良い優しげな雰囲気がある。
彼は僕を見て軽く会釈をした。僕も同じ動作をする。
彼女は彼の前に座ると何かを話し始めた。
おそらく仕事の話だろう。
男はすぐに真剣な顔になり彼女から渡された書類に目を通し始める。
その光景を見ながらコーヒーを一口飲む。

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