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女嫌いが女になったら
官能リレー小説 - 学園物

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女嫌いが女になったら 75

タムタムは数世に擦りよった
「数世になついてるのかなぁこの猫」
衛が言うと
「もう〜可愛いヤツめ!!」
数世はよってきたタムタムを持ち上げると抱き締めた
(はにゃあ〜〜・・・幸せ・・・)
「さてと、そろそろ入りますか!!」
弘美が言うので俺達は屋上に行った。
『うっわぁー! すっごぉぉぉい!』
衛がはしゃいでいる。初めての女湯に感激しているようだ。そりゃそうだ。ここは最上階、囲いはしているけど、正面は金網以外何もない。まさに絶景なのだ。遠くに街のネオンが見える。

『今晩はいい月ねぇ・・・綺麗・・・。』

小百合が空を見てうっとりとしている。夜空には満月、それ以外は満天の星空だ。
う〜ん、これが露天風呂のいい所なんだよな〜。
因みに、このマンションの屋上に一戸建ての家が乗っかってるような構造の弘美の家、ここはマンションの住人さえも立ち入れない所だ。
それに外部から見えない気安さもあり、弘美も小百合もかなりリラックスしてる。
衛は珍しくはしゃいでる。
男の頃からはしゃぐ事の少ないタイプだったけど、俺と同じく女の子になって精神的にも多少の変化があるのかもしれない。
そして、愛しのニャンこちゃんも嬉しそう……猫は大概水嫌いかと思ったけど、この子は違うみたいだ。
タムタムが喜んでいる。それはそうだろう、トップクラスの美少女4人が水着も着ないで
無防備な姿でいるのだから。屋上の露天風呂で惜しげ無なく晒される美しい肢体の数々。
ここは世の男性が羨む、桃色ユートピア(笑)なのだ。
(はにゃ〜ボクって幸せにゃぁ〜〜♪美しい女神様が4人・・・もう天国ですぅ〜。)

そんなタムタムの気持ちを他所に、バスタオル一枚の他は何もつけない数世は、
ゆっくりと湯船に浸かる。

・・・ちゃぷん。すーっと水面に波紋が広がる。

『ふぅ〜・・・気持ちいい・・・。』

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