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女嫌いが女になったら
官能リレー小説 - 学園物

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女嫌いが女になったら 16

所変わって再び保健室。

『あ、何か今救われた気が・・・。』

『どうかした?』

『あ、何でもない。』

心なしか悪寒が薄らいだ気がする。しかし、俺を包む周囲の視線は相変わらずで。

『ねえ、数世ちゃん。数世ちゃん、3サイズどうだった〜?』

『え!?あっ・・・何をっ・・・。』

女生徒の突然の質問にハッとなる俺。あわてふためく俺を尻目に、小百合も弘美もニヤニヤと俺を見つめてくる。

ダメだ。逃げられない。開き直るか・・・。

『えっと・・・確か・・・89,53,85・・・。』
 
『えっ!?嘘っ!?きゃっ、すごい、ホントに!?』

こくんと頷く俺。あのねー、今の俺に『実はうっそぴょーん☆』なんて冗談言えると思うかよ。てかお前から聞いといて何を聞き直しとんねん!

トントン。俺の肩を指で叩く小百合。ごにょごにょ。ふむふむ、なるほど。

『あぅ・・・(ぽっ』

俺は顔を赤らめ斜め下に俯くと、きゅっと手を自分の胸に抱いた。

『『『も・・・萌え〜〜〜!!!』』』

『萌え萌えだよ、マイスウィート!!!』

女生徒絶叫。

あれ、何か変なの混じってたの気のせいデスカ?
 
『こら!いくら萌えるからって叫ばない!』

保健室の先生がとりあえず場を鎮める。はあ・・・何とか事態は収拾したか・・・。そしてキッと小百合を見遣る。

『小百合、何をやらすのよ〜。』

『てひっ☆ごっめ〜ん♪』

コツンと自分の頭を叩き、舌を出す小百合。

『『『萌えな〜い。』』』

『何でよ!!!』

『静かにしろっつーの!!』

アホらしいやり取りに保健室の先生キレる!しかし事態は鎮圧。

『次、皇さん。皇数世さ〜ん?』

『は、はひっ!』

突然名前を呼ばれ、変な返事をしてしまう俺だった。
保健室の中。
健康診断なので俺はパイプ椅子に座っている。
部屋には1人ずつ中に入るので、他は誰もいないのだ。
『じゃぁね、皇数世さん。下着を脱いでくれるかな?』
『はい…』
ゆっくりとホックに手を回す。女になった当初、ブラをつけるのには四苦八苦した
ものだが、今はすんなりと出来る。プチっとホックを外すと、大きな乳房が勢いよく
弾ける。重力に逆らわない白い乳房はツンっと上を向いている。
『あのぉ〜先生?』
『あ、いや、見事な胸だね。つい見惚れていたよ。ははは…』
涎が出ているんですけど…
何故だか先生の目尻が下がっているのは俺の気のせい・・・か?
『あ、それと…下も脱いでくれるかな。』
『え!?あの…下も…ですか?』
普通はしないと思うんだけど…女の健康診断ってそんなものなのか?
みるみる顔が真っ赤になるのが自分でもわかる。これって…乙女の恥じらい?
『そう、下も見る場合があるからね♪』
『はぁ…そういうもんなんですか。』
何だか頭に引っかかる疑問を他所に、俺は何の疑いもなく体操着のパンツを下ろし、ショーツに手を掛け…

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