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女嫌いが女になったら
官能リレー小説 - 学園物

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女嫌いが女になったら 12

ぴきゅーん♪
俺のハートに突き刺さるお言葉。フルーツパフェ…じゅるじゅる…
そうなのだ、女になってからというものやたらと甘いのが欲しくなってしまうのだ。
男の時は女嫌いの象徴として特に嫌っていた食べ物なのだが、女になってからというもの小百合の影響もあって、パフェやケーキ等を好むようになったのだ。
そのため、弘美のスキンシップに内心癖へきしても最後はこの必殺技を出されてしまう。
『弘美、それって本当か?』
『うんうん…奢るからさぁ。もう一回していいかな?』
そう言いながら弘美は俺の身体に触れてきたのだ。
「勿論、伸にも奢るから……後はお願いね!」
「らじゃ〜♪」
因みに伸一郎は甘い物に目がないので、この時点で弘美の『犬』に成り下がってる。
俺を助ける筈のセキュリティーが、今度は弘美をサポートするのに使われてる始末だ。
……流石、付き合いが長いだけあって伸一郎の操縦は心得てやがる。
『ふふっ♪数世ちゃん、これで良いわよね?』
『…はい…』
目をキラキラさせて弘美は、再び後ろからだっこするような格好で俺の胸を揉んでいた。
もはや後はない。飴玉を出された俺には弘美に逆らう事はできないのだ。頼みの紳一郎は弘美に手懐けられ、鼻歌なんかしてやがる。小百合ぃ〜助けてぇ…駄目だ。あいつ、無理だってサインを送ってやがる。
『ふむふむ…数世ちゃんの今日のおっぱいの張り具合はいいわね〜何時までも揉んでいたいわ』
もみもみ…むにゅむにゅ…
『ぁんっ…あっ…ちょ、もういいと思うんだけど』
『だぁめ、じっとしてて。パフェを奢らないわよ。』
その言葉に俺は唇を噤む。弘美の奴ぅ〜いやらしい指先で揉むなぁ〜!!
『へぇ〜相変わらず数世ちゃんて髪も綺麗よね、羨ましいわ。』
『わあ、肌なんかスベスベしてる〜やっぱ良いよねぇ』
『足首なんてこんなに細いし、綺麗〜』
いつの間にか、弘美だけではなく他の女子も集まっている。揉まれている俺にやたら、触るのは止めて欲しいが…
俺は男として…いや女嫌いで生きてきたので、この女同士のスキンシップなど今だに理解できていない。確かにあいつらから見れば、この体は魅力的だし憧れなのだろうが
…やっぱ女って理解できねぇ〜!!

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