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聖水倶楽部
官能リレー小説 - アブノーマル

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聖水倶楽部 1

 ここは、某都市の性風俗店。
 一見すると、都市によくあるファッションヘルスのようだ。

だが、部屋をみてみると、シャワーの他にファッションヘルスには、まず無い浴槽が個室にあり、部屋もそこそこ広いのが特徴だった。

各部屋では、コンパニオンと男性客が、一糸纏わぬ姿で互いに求め合っている。

ここで、部屋の1組が、ベッドから降りて浴槽に向かう。
途中で入浴でもするのかと思ったら、男性客が浴槽に体を納めて、その上にコンパニオンが跨がる。その直後コンパニオンの姫裂から何と、アンモニア臭漂う聖水が放出された。

「あぁーん、出る出るっ! まっ黄色で臭ちゃいオシッコが〜っ」

「うーん、凄い量と匂いだよ。あっ、口にも入ってきた。」
 「あんっ、ごめんなさい。でも止まらないよ〜」
「大丈夫だよ。あっ、終わったみたいだね。さぁ、僕の顔にオマ〇コ持ってきて。お口でキレイにしてあげるね。ペロペロ、クチュクチュ。」

          
「あっ、あひぃー。オシッコ臭いオマ〇コ、お兄さんのお口でキレイになっちゃう。うぅ、私だけこんな恥ずかしい思いするのイヤよ。ほら、お兄さんももう限界でしょ?早くして。」

そう言って、今度は男性が起き上がり、コンパニオンの女性が浴槽の体を横たえる。男性は急に緊張しはじめた。

「確かにもう限界だけど、ホントに良いのかい?」
「今更聞かないで。さぁ、今度は私にお兄さんのオシッコを頂戴。」

「良いんだね。あぁ、もうダメだ。出るよ。」
ジョボボボボ

何と、今度は男性が放尿しはじめた。そう、今までの話の流れからもうお気付きだろうが、ここは女性だけでなく、男性の聖水も許されているのだ。

もちろん、コンパニオンのみの聖水でもよし、このペアの様に交互にするもよし、場合によっては飲料水と利尿剤を併用しての我慢くらべなど、かなりごく1部の性癖の人間達が集まる風俗店なのであった。
         
1月某日。

僕は店の付近で、しばらく思案しながら、立ち止まっている。

もちろん、この店に入るかどうか迷っているのだ。

おっと、店の名前と僕の名前を言うのをすっかり忘れていたが、この店は姫の秘め事ABCC倶楽部と言った。

そして僕は、吉田虎太朗。20
歳。バイトの初任給で、初の風俗を体験しようとやって来た。

スマホのサイトで、店のおおよその詳細ば把握している。

まず見る事が無いだろう、女性の放尿姿と言う非現実に興味を抱き、いざ店の前までやってはきたものの、やはり何となく変態じみた感じもあり、なかなか入る勇気が出なかった。

「うーん、このままいても絶対変なヤツになりそうだなぁ。やっぱり入るの止めよう。」

店に入るのを諦めかけたその時、店から男性が出てきた。

「こんにちは。初めてですか?」

僕は思いっきり焦った。
(ぎょっ、店の前で悩むんじゃなかった。)

後悔してももう遅い。

「さぁさぁ、そんなところで立ってないで、どうぞ。」

男性がドアを開けて手招きする。


                      
僕は思ってなかった展開に戸惑う。

(うーん、店の人に見付かるとは・・・。えぇーい、こうなったら、入ってしまえ。)

僕は半ばヤケになって入店を果たした。店のカウンターの前に行くと、さっきの男性スタッフが説明してくれる。


「当店は他の風俗店とは違い、コンパニオンの聖水だけではなく、お客様にもコンパニオンの前まで聖水をして頂く事も出来ます。
まずは、現在空きのある女性からお好みの方と、コースをお選び下さい。

コースが書かれたボードと、顔がぼかされてはいるが、コンパニオンの写真がだされる。

コースは最短で60分から、80分、100分、120分、140分まであった。  

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