女子プロレスの世界-NO・02- 4
麻生縁組には小佐野美穂が居る
南原恭子組には光浦真希が居る
小佐野美穂は教師時代の昔の教え子の三瀬栄美のデビュー戦の相手をした時
年下の先輩の光浦真希に試合終了後
試合内容で言葉の暴力を受けた因縁がある
小佐野美穂は 光浦真希に勝ちたかった
小佐野美穂は 光浦真希を
徹底的 足を痛めつけ
最後は屈辱の
逆エビ固めでギブアップ勝ちした
この試合後 光浦真希がリングに上がる事は なかった
麻生縁組は小佐野美穂の活躍で1回戦を突破した
麻生縁組は次の羽生文代組との試合もかち準決勝進出を決めた
山田寛子組対小林寛子組は
まさかの時間切れで 両チーム失格となり 脇田京香組が不戦勝で準決勝進出を決めた
関上優香組は1回戦と2回戦
なんと2試合合計8分58秒で勝ち準決勝進出を決めた
夏平麻子組と小日向彩華組は
こちらも30分時間切れで両チーム失格になった
準決勝は ボール引きで抽選の結果
麻生縁組対脇田京香組
関上優香組対寺井美智子組に決まった
準決勝まで30分1本勝負
30分で決着つかないと両チーム失格になる
脇田京香組は一番弱い鈴木睦美が
麻生縁組は一番弱い小佐野美穂が勝利の鍵を握っていた
20分が経過すると鈴木睦美も小佐野美穂に
経験不足な所が見えてきた
鈴木睦美は先輩たちの足手まといにならないように 必死だった
田代愛が小佐野美穂をジャーマンスープレックスで投げると
脇田京香が倒れている小佐野美穂に
クラッシャーストンを決めて
片エビ固めで押さえ込みフォールを奪った
その時・田代愛が麻生縁を鈴木睦美が大門未来を押さえ
カットできないようにサポートした
22分18秒脇田京香組が決勝へ進出を決めた
一方・関上優香組と寺井美智子組の戦いは
残り1分・寺井美智子のメドゥーザ・クラッシュからパーフェクト・ハンマーで押さえ込もうとした瞬間
時間切れのゴングがなり
両チーム失格になり
脇田京香組が 意外な形で新王者になった
控え目に戻ると脇田京香が田代愛と鈴木睦美の頬にkissをした
脇田京香は久しぶりのベルトで嬉しかった