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女子プロレスの世界-NO・02-
官能リレー小説 - アブノーマル

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女子プロレスの世界-NO・02- 21


美智子の周りには 付き人と数名の先輩女子プロレスラーが居た


水着とリングシューズに着替え終わっている珠里奈が
椅子に座っている美智子に

発破を懸けられていた

デビューして1ヶ月ちょっとの新人には大先輩の一言が

重い・ 涙を浮かべていた

「財田・ そろそろ試合だから」

財田珠里奈は 先輩に言われ
リングに向かう

デビューして5戦目
4戦は先輩とのシングルマッチ

先輩は 財田珠里奈を徹底的に潰しに来た

もちろん勝てるわけなく敗退
1試合だけ先輩と組んでのタッグマッチ

相手2人は先輩

最後は 先輩のビッグブーツから押さえ込まれて負けている

1度も勝ってない

角野奈々江も2月にデビューして

タッグマッチで先輩と組んでの勝利はあるが

自力勝利は ない
勝っても先輩が勝っている

角野奈々江は プリンセスクィーンで初の自力勝利に燃えていた

青コーナーで財田珠里奈を待っていた

珠里奈が美智子の所を出た後

美智子に 加藤汀(なぎさ)が

「あの 美智子先輩 どうして財田にアドバイスを…」

加藤汀は 付き人を5年以上している
加藤は 財田の事を気にかけている事が不思議だった

美智子は
「あの子 私がデビューした年に亡くなった親友の姪なのよ

前 オフの時 お墓参りに行った時
千佳ちゃん・あの子の母親に会った時

娘が女子プロレスラーになりたいから根負けして履歴書出したと言われて

娘を厳しくしてもいいので 宜しくお願いしますと

頭下げられ お願いされたのよ
だから厳しく育ててるのよ」

そう言った後

「もしかしたら まさか 私が あんたたち捨てて 珠里奈1人しか
可愛いがらないと思ったの」

付き人や周りの後輩の思いを代弁した
みんな美智子が好きで美智子の回りに居たのだ

美智子は
笑った


財田珠里奈が リングに入った

2人は リング中央に レフリーの指示で向かった

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