女子プロレスの世界-NO・01 62
亜紀子は 7月に防衛戦をするつもりだったが 怪我で延期になっていた
9月8日の栃木から復帰したばかりだった
今日の興行は お世話になっているスポンサーの本社がある 愛知県での特別興行であった
3248人超満員札止め
この日はJAPAN女子シングルのタイトルマッチの他に
2冠統一世界女子シングルのタイトルマッチも行われた
2冠統一世界女子シングル初代王者・麻生縁は 世界タッグと王座を死守していた
麻生縁の防衛戦の相手は 田代愛だ
田代愛は後輩だ。
田代愛の同期は みんな辞めて田代愛ただ一人である
星村亜紀子のJAPAN女子シングル王座にプリンセスクイーンを制した家元翼のタイトルマッチは
わずか4分7秒で終わった
星村亜紀子の逆エビ固めに家元翼がギブアップした
ゴングと同時に家元翼はドロップキックで先制攻撃したが
星村亜紀子は 笑って
もっともっともっと来いとアピールする
星村亜紀子には まったく効いていない
逆にロープに飛ばされ戻ってきた所に
ドロップキックを貰い
家元翼の方が苦しんでいた
そこから首投げ6連発から
家元翼の頭を股で挟み
パイルドライバーを決めると
大の字の家元翼の足を取り反転させて
ゆっくりと腰を下ろし
背中に乗り 曲げ始めた
家元翼の顔は苦痛で
もう右手をマットに叩くしかなかった
それでも なかなか技を解かなかった