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女子プロレスの世界-NO・01
官能リレー小説 - アブノーマル

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女子プロレスの世界-NO・01 40

入門して1年4ヶ月  田山悦子の脳裏には 辛く苦しかった事ばかりだった

リングの中に入る前

田山悦子は目を閉じ深呼吸した

そして補助階段を上り
沢田明日香が広げてくれた
セカンドロープとサードロープの間からリングに入った


紺色の水着に
いかにも今日が初めて履いたと分かるような
真っ白のリングシューズ

田山悦子はリングに立った

田山悦子は青コーナーポストの前で
対戦相手を待っている

赤コーナーサイドに 泉沢望が入場してきた


泉沢望は JAPAN・Jr.女子シングル王座に挑戦したが
王者の山代遥に 19分54秒  ランニングエルボー3連発から片エビ固めで押さえ込まれ  フォール負けした


王者の同期・入門の山代遥は2度目の防衛に成功した
最近泉沢望は山代遥にシングルマッチ4連敗中で
悔しい思いをしていた

泉沢望は 第1試合でデビュー戦の新人の相手になった事に
かなりの屈辱感を抱いていた


リングの中に入っても
いっさい田山悦子を観ようとは思わない

ゴングを待っていた


そしてゴングが鳴る

田山悦子は エルボーを泉沢望の首筋にガンガン叩き込む

泉沢望は田山悦子の技をワザと受けていた

田山悦子が泉沢望をロープに飛ばしドロップキックをしてもワザと受けていた



だが突然 田山悦子のお腹に膝を一発入れて
田山悦子を持ち上げ投げると

休まず起こし ロープに飛ばすと
タックルで吹き飛ばし

髪を掴み 立たせると

喉元に手をやるとチョークスラムで投げると

倒れた田山悦子の左足を持ち
逆片エビ固めを決めた

田山悦子は えげつないほど曲げられていた

しかも泉沢望は右足で田山悦子の顔を踏みつけていた

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