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草原の王・欲望の帝国
官能リレー小説 - ハーレム

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草原の王・欲望の帝国 1

東西に長いエウレシア大陸……かつてそこには大陸全土を恐怖のどん底に叩き込み魔王と呼ばれた男が存在した。

「い…嫌ぁ!!!やめてぇ!!お願い!!!」
「黙れ雌豚!!!大人しく俺様の物になりやがれぇ!!!」
 パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
「あぁぁ!!!神よ!!どうかこの信仰無き者に罰をお与えくださいぃ!!!」
「ハッ!何が神だ!くだらねぇ!!もし神とやらがいるとすりゃあ俺はとっくの昔に地獄に叩き落とされてるだろうよ!!!…オラァ!!イくぞ!!俺の子種をくれてやるからな!!しっかり孕めよぉ!!?」
 ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ビュルルルルルッ!!
「いやあぁー!!!蛮族の子なんて孕みたくないぃー!!!」

野営地のテントの中、悲鳴を上げて泣きじゃくる裸の女達……西洋風の金髪碧眼の女、東洋風の黒髪の女、中東風の褐色肌の女……それらを年の頃20代半ば程の男が次々と犯していく。
男は黒髪黒眼で良く見れば均整の取れた整った顔立ち……だが日に焼けた浅黒い肌と獲物を狙う狼のような鋭い眼光が彼の容貌を全体的に賤しいものにしていた。
男の名はエセル……草原の王であった。
そして大陸中央に東西世界にまたがる超巨大帝国を築いた男……。

「ふぅ……」
それから約二時間後、そこにはエセルと股から血と精液を垂れ流して失神した女達が累々と横たわっていた。
「エセル様!」
「よろしいでしょうか?」
不意にテントの外から声がする。
「その声は……アーメッドにリュウか、入れ。」
「「はっ!」」
現れたのは二人の武将……だがその容貌も身にまとう装束も腰から下げた剣も著しく異なっていた。
ざっと言ってしまえばアーメッドと呼ばれた男はアラビア風、一方リュウと呼ばれた男は中華風である。
彼らは異民族でありながらエセルに降伏した後に忠誠を誓った臣下だった。
「おぉ、エセル様、今夜もまた随分とお励みのご様子……」
「御託は良い。用だけ言え。」
「はっ!かねてより抵抗を続けておりましたアヴァロン王国が降伏を申し出て参りました!」
「……そうか!あの国が落ちたか!」
「アヴァロン王は国の統治権と自分の娘を献上するから命だけは助けてくれと申しております。」
「何を今更……殺せ!国は蹂躙せよ!金も女も全て奪え!」
「「ははぁっ!!」」

「相変わらず酷い事をおっしゃるな。」
テントから出たアーメッドがこう呟くのだが、リュウは平然と、
「アヴァロン王がさっさと我らの軍団に下らないから、このような結果になったのだ。」
「すっかりエクセル様に感化されておるな。」

アヴァロンの各地では兵達によって建物が根こそぎ破壊され、
財宝などは戦利品として否応なしに奪われていくが、
目ぼしいと思われる女はアーメッドとリュウの元へ引き出され、

「これが王女か。きっとお気に召されるだろうな。」
「それにしても、きつい目をしているな。」

「だが、これ位勝気なほうがエクセル様の暇つぶしにはなるだろう」
「うむうむ、最近陛下は刺激が欲しいと仰られてたから良い余興になるだろう」
「キッ………」
アヴァロン王女の美しさにリュウとアーメッドはエクセルの退屈しのぎになるだろうとあざ笑い。
王女は二人を親の仇のようにきつく睨む。

「お〜怖い怖い」
「ふん、負け犬がエクセル陛下に蹂躙され泣き叫ぶが良い」

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