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TS刑務所
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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TS刑務所 1

少年犯罪の増加、少子化問題この二つの問題を解決する案として政府はある施設を作り試験運用を試みた
「ふむ、斎藤大紀、児島雄介、横田啓大、いずれも警察に何度厄介になったか数えるのが面倒なくらいの悪童共よ。こやつらの親はもう了承しておる……さぁ、実験を開始する」
如何にも仕事が出来るやり手のキャリア官僚の言葉に白衣を纏った数人が頷く……目の前には大の字に固定された三人の少年が全裸で固定され暴れているが少年の力ではびくともしない。
「実験ってなにするんだよぉ!」
「少年犯罪の抑制と少子化の問題を解決する為に性別を変えるのさ、なにマウスでも猿でも成功している。まあ男の娘や両性具有者になりうる可能性もあるが……まあ問題はないだろう」
三人とも白衣を着た老人の言葉に理解は出来なかったが今置かれている状況が尋常ではない事は分かっていた。
「本来なら刑務所送りになるが被害者への弁償を兼ねて政府が進める計画の被験者になって貰う事になっている……既に欧米じゃ導入している手法だ」
欧米辺りは移民流入で相当な酷い目に遭い、自国民を増やす手法と無期懲役刑や死刑に代わる刑と既に導入している……それが性転換刑。
「お主の男性としての人生を買ったんだよ」
男性の犯罪者は女性の数倍に登ると言う冷厳な結果が存在する。
また女性は性犯罪や恋愛事件で死傷する事が多いのと今も国によって程度の差こそあれ残る男女差別。
これに起因して男の子を欲しがる親が多いために人口の男女比の不均衡が生じて、結婚問題があちこちに起きていた。
一夫多妻やそれに近い行動に出る男も絶えず、供給面の問題は社会的にも裏社会的にも横たわり続けている。
それこそがこのような方策が実施された原因だ。
犯罪因子を社会から除いた上で、より生産的で健全で安全で存在にして戻す。
しかし少年達はそんな事を言われても納得する訳が無い。
「何で俺が性転換させられなければならないだよ」
「そうだ!」
「別に少年院送りで良いじゃん」
少年達はそう言って動けない身体をもがきながら抵抗する。
だが担当官は冷静に少年達に告げる。
「もう少年院に空きは無いんだよ、それにお前らの様な強姦犯には一番良い刑なんだよ性転換刑は」
そう三人には数多くのレイプを犯して捕まったと言う共通点があった。
「特に斎藤大紀」
キャリア官僚が彼に視線を向け、そこで言葉を切る。狂信者すれすれの者が持つような、怖気を呼ぶ笑みとともに。
雄介と啓大はまだわめいていたが、大紀は官僚が発する狂気めいたものを感じて静かになる。
「君は思う存分男ともやりたいんじゃなかったかね?ええ!!」
キャリア官僚の声が途中から大喝へと変わり、近くのスチールデスクを拳で強打した。
打って変わって冷たく落ち着いた声になった彼は続けた。
「私の顔に心当たりはないかね?」
いまや誰も言葉を発せず、少年3名はキャリア官僚の顔を見つめている。

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