レディー・ハンター 1
俺の名前は、猪狩鬼竜。とある日にドジを踏んで死んでしまった。実は、真夜中に一人の女を狙っては、レイプを満足のいくまでやり、相手の女性を殺害し続けていた。そんな俺が、少し油断したうちに反撃にあい、死んでしまった。今は薄暗いところにいた。これは黄泉の世界なのだろうか…目の前には大きな扉があった。
「汝の望みを叶えよう。但し、二度と元の世界には戻れぬ」
「俺望みを叶えてくれるのか…なんでも良いのか?」
「構わぬ。但し、二度と戻れぬがな」
「いいよ。もう死んだ身だ。俺の望みを叶えてくれるなら…」
「良かろう…ならば、汝の望みを願いながら、扉を開けるが良い…」
「わかった…」
鬼竜は扉を開けて、扉の中へと歩いて行った。
扉の中をしばらく歩くと、目の前に広い空間が見えてきた。
「汝が猪狩鬼竜か?」
「そうだ。」
鬼竜は声が聞こえると、鬼竜は返答していた。
「汝の望みは、『満足のいくまで数多くの女を抱きたい』で間違いないのか?」
「ああ…間違いない。俺はまだまだ沢山の女を抱きたい。今までの女は満足する前に失神したり、死んでしまうから俺は満足できていないんだ」
鬼竜は力強く答えていた。
「そうか…分かった。汝の望みを叶えよう。但し、満足できるかは汝の力量次第だがな…」
「そんなそこらの女じゃ、無理だ。」
「安心しろ。それに、誰にするかは汝が決めれば良い。」
「出会った女全員でも?」
「お前がそうしたいなら…」
「へえ…嬉しいじゃねぇか。」
俺は思わず笑みを浮かべていた。
「で、肝心な女はどこに?」
「それはこれから汝が、選んだ世界に行ってから、探すのだ。汝が望めば、その世界に行ける」
「冒険みたいで、楽しいじゃん。分かった。」
「それじゃ…世界の話をする前に、お主にはある力を渡そう。目の前の光の中に入れ…」
「わかった。」
鬼竜は目の前に光が出てくると、入って行く。
「これで、汝はいろいろな世界の知識を頭に入れておいた。それと、いろいろな世界に行った時のために、能力を使えるようにしておいた。汝、これで全知全能の存在になったわけだ。」
「へえ…これで、世界にあった能力を使えるのか。」
「汝では、どの世界に行きたいか、先ずは、選ぶが良い。そこから、先はお前次第だ」
そういうと、目の前にはいろいろな世界の映像が見えてきた。
怪盗たちがいる世界、探偵たちがいる世界、海賊たちがいる世界、忍び達がいる世界、死神たちがいる世界など、数多くの世界の映像が流れていた。
「うーん、この海賊達のいる世界がいいな...爆乳の女が多くて最高だ」
黒髪とオレンジ色の髪の爆乳女が目につき、爆乳が好きな俺はまずはここにすることにした。
「了解した、ではそちらに転送するぞ」
「待ってくれ、帰る時はどうしたらいい?」
「帰る時は目を瞑り、『帰る』と強く思えばよい」
「わかったよ、それじゃあ早速始めてくれ」
「いいだろう。では、武運を祈る」
「ああ…」
鬼竜は光に包まれていった。
『ワンピースの世界』
「ふぅ…ここが、海賊たちのいる世界か…さて、ターゲットの情報を…」
鬼竜は最初の世界に到着すると、目を閉じて、情報の整理をしていた。
「なるほど、オレンジの髪の女はナミで、黒髪はニコ・ロビンというのか…二人とも、麦わら海賊団の仲間ということらしい。先ずは、この二人を狙うか、他にもいい女がいないかどうかは、聞き出せるだろうしな。」
鬼竜はターゲットの二人を探すために、行動を開始する。