PiPi's World 投稿小説

フタナリ世界に集められた人々
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

フタナリ世界に集められた人々 1

広い講堂のような場所に、大勢の人々がいた。年齢、人種も多種多様、中には、半人半魔もいた。
ただ皆、共通して女性であった。更に全員、金属製の白い首輪をつけていて、半数の人間の首輪には、
青いボタンがついていた。人々は、みんな混乱しているようだったが、
中でも青いボタンがついた首輪の者たちが最も混乱していた。
その者たちは共通して、男の様な服装をしていた。

「はーい!皆さん、注目」

二十代くらいで、肩口まで髪を伸ばし、白衣を着た女が現れた。すると人々は、黙り、
言われるがままに、彼女の方を向いた。

「まずは、ようこそ、この世界に!」

人々は、さまざまな世界から集められたのであった。

「皆さんの体は、私たちの技術で両性具有、すなわちフタナリとなっています。
後でゆっくり確認してみてください。
それと男性の方々、変化が激しくて、混乱するでしょうかご容赦くださいませ。」

女性たちは、股間に男性器が現れたものの、それ以上の変化はない。
だが男性は女性器が現れただけでなく、全身が変化して、男性器はついているものの女体化に等しかった。

「元男性の首輪には青いボタンがついています。それを押している間は、元姿の画像が、ホログラムとして投影されますので、知り合いが自分の事をわかってくれなくて困ったとき、
あるいは元はどんな顔をしていたか気になる方は、お使いください」

更に女性は大げさな身振りで説明を続ける。

「皆様には、最終的は子作りをしてもらいますが、その前に、一週間ほど禁欲してもらいます。性行為はもちろん、自慰も性的な悪戯もアウトです。するだけじゃなく、されてもダメです。ただ夢精は許可します。あとバレなきゃいいなんて思わないでください。貴方達は首輪によって24時間監視されていますから」

そして女性は、首輪について説明を始めた

「なお、首輪はいかなる方法を持っても破壊できません。物理的にも、魔法を使っても、
あと変身できる方、変身しても無駄ですよ。変身に連動しますから、
それと不死身の方、首を切って外そうとしてもダメですよ。再生の際に自動的に装着されますから」

「一週間後、禁欲を貫いた方は、その時点で元の世界に戻れます。
破った方は、皆さんが経産婦になるまで、帰れないのでそのつもりで」

すると、女性はポケットからスマートフォン取り出し

「あなた達のポケット、あるいは荷物の中に、このスマホを入れています。
この中にこの世界で暮らしていくのに必要な情報や、必要なアプリが入っています。
スマホを使ったことがない、あるいは知らない方、ご安心ください。
手に取っただけで使い方がわかりますから」

「それと、これはバトルロワイヤルではございません。殺人はご法度です。
直接だけではなく、間接的なのもアウトです。違反した方はペナルティの上、残留となります。」

と怖い顔で言った後、再び笑顔で

「まずは、最初の一週間、頑張ってくださいね」

そう言って、女性は去っていき、姿が見えなくなると、また人々は騒ぎ始めた。
実は女性が、現れてから、みんな体の自由が利かなくなっていて、
女性の方を向いたのも体が勝手に動いた結果であった。
そして女性がいなくなるとそれが解けたのである。

少しすると、突如、講堂は消えて、みんな公園のような場所にいた。
そして人々の前には街があった。
そこは、現在、過去、未来、異世界がまじりあったような街であった。
少しの間、騒いでいた人々であるが、落ち着くと、皆その場を離れて行った

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す