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公園前派出所の秘密
官能リレー小説 - 二次創作

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公園前派出所の秘密 38


しかし、ふと両津は背後にすさまじい殺気を感じた。
両津「はっ!!」


麗子「両ちゃん、、、一体何の作戦を練るつもりかしらぁ?」
ゴゴゴゴゴ・・・という音さえ聞こえそうな、激しい怒りを湛えた麗子が両津を見下ろしていた。

両津「い、いや、ハハハ、、落ち着こう麗子、冗談だって、、、冗談冗談、マイケルジョーダン!なんちゃって〜」

ゴッチイイイイイン!!
両津「あいたあぁっ!!!!」
麗子のヒロインパンチが両津の頭に炸裂した。

気持ち良さに腰を抜かしていた後流悟は、麗子の怒りが自分に向かないうちに、ヘコヘコと逃げ出していた。



・・・・・・
両津「くっそぉ〜麗子め、、まだまだお色気作戦は終わらないからな!!」

両津は競馬新聞とお下劣雑誌を片手に、すっかり幕間俳優となった絵崎教授のもとへ向かった。

両津「お〜い!居るか?コロ助〜」
絵崎「なんだ?両津君、じゃなかったゴリラ君」

両津「じゃなくねーよ!何をわざわざ言い直してるんだ!!」
絵崎「まぁまぁ、、で?どうしたんだ?、やはり麗子君を女にするのは、紳士たる私の役目と気づいたのかな」

両津「あ〜、麗子なら今頃もう、超絶イケメン金持ちのボーイフレンドにラブホでヤラれてるよ」
ちょっとした意地悪な嘘をつく両津。

が、その瞬間、絵崎教授は絶望の淵に叩き落とされたような顔になった。
絵崎「い、いやだああああああああああ!!麗子くんが!!わしらの麗子くんがあああああああああ!!こち亀は終わりだあああああああああ!!」
わんわん泣きながら両津の前に崩れ落ちる絵崎教授。

これには、両津もさすがにうろたえてしまう。
両津「あ、い、いやコロ助、、スマン!今のは」

絵崎「両津!!誰なんだその最悪な男は!?力を合わせてそいつを○そう!!」
両津「こらこらっ(汗)!官能二次とはいえ、少年漫画で危ない言葉を使うな!!伏せ字間に合ったかな?」

もう今さら嘘とは言えない空気になってしまった。
両津「・・・(汗)(汗)(汗)」

両津「おおっと!携帯がブルった!!」
両津は白々しい演技をしながら携帯をとりだし、耳に当てた。

両津「おっ!麗子どうした?なに!ふむふむ、相手の男が?全然タイプじゃないので断った!?そうかそうか、、え?やっぱり、もっと紳士な人が良い?なるほどなー」

聞いていた絵崎教授の顔が、一気に晴れやかな余裕顔になっていく。

絵崎「まあ、当然だろうな!ヒロインである麗子君を、そこらの男がやれる訳がないのだ。身の程をわきまえるがいい」


両津「ふぅ・・・さてとコロ助。落ち着いたか?」
絵崎「ああ、すまなかったな、つい」

両津「麗子お色気計画なんだが、どうしたものかと思ってな」
絵崎「両津といえど、ついにやる事がなくなってきたか?」
両津「本番禁止だしな、というか生チチも生マンも禁止だからな」

絵崎「私としては、ひとつやって欲しいことがある」

両津「なにをだ?」
絵崎「うむ、、今まで麗子くんのお色気っぷりに、紳士な私も、そして変態な読者諸君も、実に興奮するマスターベ・・!じゃなかった、、とにかく楽しませてもらった」
両津「麗子大好きなオナニー紳士だからな、お前は」

絵崎「うむ・・って違ぁああう!!と、とにかく、、私は麗子くんの、婦警としてのヒロイン振りを入れた方がいいと思うのだ」
両津「ヒロインぶりか・・」

絵崎「まぁ、お下劣行為をされながらも、ファンを思い正義を守る、麗子くんのヒロインとしての気高さは十分感じているがな」
両津「なるほど・・たまにはヒロインとしての活躍か・・・よし!その路線でいってみよう!サンキューコロ助」


・・・派出所にて

両津「麗子ー!お前あてに部長から仕事が来てるぞ」
麗子「あら?何かしら」
両津「○×線の痴漢を逮捕せよとのことだ」

麗子「痴漢の取締りね、、○×線ってことは、もしかして」
両津「そう!容疑者はあの「痴漢 スル造」だ」

両津(オリジナルキャラは極力避けたかったが、、婦警の活躍だからな、、ストーリー上、仕方あるまい)

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