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公園前派出所の秘密
官能リレー小説 - 二次創作

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公園前派出所の秘密 34

油断して手を離した両津だが、麗子はその隙を逃さなかった。
さらに、怯んだ両津の腕をとって豪快に一本背負いを決める!

麗子「この、変態両ちゃ、、じゃなかった、痴漢っ!!」
ドッカアアッ!!
地面に叩きつけられた両津は、目をバッテンにして気絶してしまった。

ジャンプヒロインとして、子供の前で変なことを言わせるわけにはいかなかった。

男の子「うわぁっ、、れ、麗子お姉さんって、強いんだね」
羨望の眼差しで麗子を見る男の子。
さっきまでの麗子お姉さんのエッチな姿は嘘だったんだ、と勝手に納得してしまう。

麗子「フフ、まぁ婦警さんだからね」
今はまったく体に力が入らない状態なのに、子供の前ではヒロインの婦警として気丈に振る舞う麗子だった。

麗子「僕、、博物館でちゃんと勉強するのよ、、お姉さんは、この悪い痴漢さんを、警察に連れていかなきゃだから」
麗子は両津の首根っこを掴んで、ズリズリと引きずっていった。
男の子「う、うん、、気をつけてね麗子お姉さん」

しかし麗子は、内心子供の前でイッてしまったことを激しく自己嫌悪していた。


両津は、もちろん麗子や部長からこっぴどく怒られた。


が、一日経てば両津はまた懲りもせずに、麗子お色気計画を考えるのだった。

遊びがてら、絵崎コロ助教授のところで、油を売る両津である。

両津「う〜〜む、ランキングは1位のままだが、、いかんせん最近は票数が上がらんな。」
絵崎「ふ〜ん」
絵崎はコーヒーを飲み、新聞を読みながら上の空だ。

両津「ふ〜ん、、じゃないだろ!これは、わしや作者のモチベに関わるのだ!」
絵崎「まぁ、読者数も、ある程度天井まで来たんじゃないのか?」
両津「う〜ん、、もしくは麗子にもっと18禁なことをさせてみるか・・」

絵崎「よく考えたら・・・今まで本番なし、どころか、、ヒロインである麗子くんの、ブラもパンティもとらずに官能二次で1位・・というのも我ながら凄いな」
両津「我ながらってなんだよ!!わしの力だわしの!」

コロ助は、急にゾッとしたような顔で両津を見る。
絵崎「何か、偏執的なまでのヒロインへの愛、いや、麗子愛を感じる・・」

両津「こらやめろっ!その顔!!マジっぽく言うと怖いだろ」

青スジを立てながらコロ助を指差して、がなりたてる両津。

両津「いやしかし、そろそろ麗子にもセックスが・・本番行為が必要なのかもしれん」

絵崎「や、やめてくれぇー!!それだけは!、、麗子くんが、男の性欲にまみれたペニスを挿入されるなんて!!認めないぞぉ〜〜〜」
コロ助は両津にすがりつきながら、麗子愛を訴えた。

両津「こらっ!離れろコロ助っ!、体重をかけるんじゃないっ!どっちが偏執的な麗子愛だっ」

コロ助は、ズルズル〜っと、両津にもたれかかったまま訴えた。
絵崎「やだぁ〜〜〜!どうしてもというなら、私の英国紳士なペニスを、、麗子くんに」

両津「何が英国紳士だ!この変態教授めっ!わしの二次創作を毎日読んでるくせにっ」


なんとか絵崎教授を振り切って、派出所に戻ってきた両津。

両津「う〜む、しかし、、やはりこだわりとして、麗子のヒロイン像は壊したくないな」
絵崎「うむ、、偏執的な変態麗子オタクたちに支持されてる二次創作だしな」

両津「そうなんだよ、、、麗子に変態的な愛情をもち、それでいてヒロインの麗子でオナニーをしてしまう奴こそ、わしの大切な仲間であり、大切なお客様・・・って、、コロ助!!貴様まだいたのか!!」
絵崎「ずっといたぞ」

両津「さっき、「絵崎教授を振り切って」ってあっただろうが」
絵崎「甘いよ両津くんっ」

そこに奥の部屋から麗子が現れた。
麗子「あら、絵崎教授!どうしてこちらへ」

絵崎「うおっ!麗子くんっ!?、、いやなに、、たまには、そう、ゴリラの生態観察をと思ってね」
両津「誰がゴリラだ!誰が!」

麗子「二人で何の話をしてらしたんですか?」

ギクッ!!
絵崎はティーカップをもちながら空を眺めた。
絵崎「ふう・・ロンドンの灰色の空が懐かしい・・東京の空は青すぎる」

両津「ごまかせてないぞコロ助」



絵崎「そうだ!私は大学に行かなくてはいけないのだっ(汗)」
ばつの悪い絵崎コロ助は、逃げるように退散していった。

麗子「どうしたのかしら?絵崎教授」

両津「さあな、何かやましいことでもあったんだろう」
両津が立ち上がったところで、思わぬ来客があった。

今やなつかしの警官、後流悟十三(ごるご じゅうぞう)が派出所にやってきたのだ。

葉巻を一服する後流悟。
後流悟「ふぅ・・・・で、私に何の用だ?」

バコッ!!
両津の鉄拳がいきなり後流悟を殴り飛ばした。
後流悟「ぐわっ!何をするっ」
両津「うるさい!誰もお前なんか呼んでないぞ!というか、、お前を知らない奴の方が多いぞたぶん」

後流悟「ふ・・・殺し屋が正体を知られてたら、終わりだぞ両津」
後ろを向いて葉巻をふかす後流悟。

両津「あのなぁ〜、、」
後流悟「私の後ろに立つんじゃないっ!!!」
ブンッ、、後流悟が背後の両津に殴りかかる。

両津「うわっ、お前が後ろ向いたんだろうがっ!もう、いいから用事を言えっ!!なんでお前来たんだ?」

聞かれた後流悟の顔が真っ赤になる。

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