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それでも彼女を愛し続けること
官能リレー小説 - 年下

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それでも彼女を愛し続けること 7

「最近は心のお陰で助かってるの」
「セックスで癒される人いるのも、この仕事をするようになって気付いたわ。結構キャリアあるから、インポの人もうまく励ませれるんだけど」

不思議とインテリの七菜子さんが性ビジネスをしてる心さんを見下すことがなかったのに正直ホッとしている。むしろ、事故やトラウマのせいで性的に自信を失った男性患者に非公式に性的なケアとして心さんが頼られるというコラボも行われた。

「資格取れたのも心さんのおかげだよ。まさか医療系なんて、七菜子さんと出会ってなかったら受けようとも思わないな」
「私も陽毅君を雇用できて嬉しいわ」

何より、俺は二人に好かれすぎて、外で働くのも露骨に嫌な顔をされた。でも、ちなみの手前ただのヒモになるわけにも行かないので、心さんに出してもらったお金で医療事務の資格を取って七菜子さんの診療所で事務員として働く形となった。

「カラ雇用にならないかな」
「私には陽毅君が必要なの。大きな貢献だわ」

形だけというのは、籍は置いてるのに前からいるベテランのおばさんが譲ってくれず、仕事をしてないのに給料をもらっている。彼女には七菜子さんが欲求不満で荒れないようにしてくれるだけで助かると言われている。
ちなみもやり直したい子たちが通う学校でうまくやっているようだし、たまに佳奈美ちゃんとも会って昔と違って学年は一つしか違うけど楽しく交流している。
俺も最近皐月とも会うようになって、なんとメイドカフェでバイトしていて元の明るさを取り戻しつつある様子が見れて嬉しい。

「なんだか、皐月に嫉妬しちゃう」
「なんだ、お前もメイドのコスプレしたいのか?」
「違うの。私はまだ・・・二年だし」
「ちなみはそのままでいいんだ、俺だって一回検定落ちたけど・・・心さんや七菜子さんはちっとも怒らなかった」

確かにちなみも高校に入り直してなかったら、俺の妹と同級生だった。でも、一年生からやり直したから、友だちもできたようだし気にしてないと思ってた。
俺の方こそ心さんにお金を出してもらったのに最初に検定を受けた時は不合格で落ち込んだけど、優しくしてくれて晴れて合格しても七菜子さんとエッチするだけ日々に違いないのはむしろいいのかと最初は感じた。

「またあの二人の名前を出す、陽さんのいじわる」
「ごめんな、今日は二人だけでエッチしよう」
「なんだか・・・照れくさいね」

年上の二人に好かれていろいろ面倒を見てもらってるので、一組の夫婦とトップクラスの風俗嬢や妖艶な女医との3Pがどうしても増えがちだった。ちなみもバイでもある七菜子さんの繊細な愛撫を楽しんだり、心さんと俺への思いやテクを競ったりして奇妙な連帯感を満喫している様子だ。
久々に夫婦だけでのセックスとなると、珍しく彼女が羞恥や心細さを見せる。

「ほら、力を抜いて…」
「うん…でも、恥ずかしい」
「ちなみはどこも綺麗だよ。大丈夫さ」

ちなみを布団に座らせて、丁寧に一枚一枚脱がせる。
豊かなふくらみを隠しきれない黄色のパジャマを脱がせると、フロントホックの白いブラに包まれたおっぱいが姿を見せた。
どうしてかちなみはフロントホックブラを使うことが多い。
そっと留め金を外すと、張りのあるおっぱいが姿を見せた。

「やっ…」

羞恥を浮かべておっぱいを腕で隠してしまう。
そのまま俺はちなみと向き合ったまま抱き着いて、少しこちらに引き寄せるように抱きしめる。

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