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それでも彼女を愛し続けること
官能リレー小説 - 年下

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それでも彼女を愛し続けること 15

「俺もだ」
そう言いちなみの身体を抱きしめる。
この温もりは、あの忌々しい期間を経てもなお一緒。
今はただ、俺だけの存在であってほしい。だからこそこのちなみと向き合い愛していくことが必要だと改めて思う。

「んっ…」
唇を重ねる。
散々犯してきた奴らになくて、俺にできるのは、愛情をもって、セックスすること。

ちなみの舌は凄く積極的。
少し荒ら目の鼻息と欲情でギラギラした瞳・・・
今まで以上に欲情したちなみがそこにいた。

「久しぶりに見て・・・」

ちなみが笑う。
欲情まみれのメスの笑みだ。

「頭の中がオチ○ポの事で一杯になって・・・もうオチ○ポの事しか考えられなくて・・・」

目を見開き、口元を緩ませるそれは、まさしく性に飢えた雌獣。
ここまで欲望をさらけ出したちなみを見たのは初めてだった。

「陽さん・・・もう私・・・とめられないかも・・・」
「ちなみ・・・受け止めてあげるからおいで」

俺は欲情にまみれたちなみの頭を撫でてやる。
何があっても受け止める。
それが俺にできる唯一の事だから・・・

それを聞いてちなみは服を脱いでいく。
服を脱ぐのがもどかしいとばかり、普段はしないような乱暴な動作になる。

「焦らなくてもいいんだぞ」
「陽さんと、陽さんと早くしたいの…」
俺を求めるちなみの視線が切ない。
その思いすべてに応えるのが俺の役割なのだ。

ちなみの手が俺の股間を弄る。
「もう、元気いっぱいですね」
「したかったらちなみから脱がせてほしいな」


ちなみはにっこりとほほ笑んで、こくりと頷いた。
その顔だけ見ると、変な暗い過去なんてない普通の女の子が何か嬉しいことがあって彼氏や親友の前で喜んでいるみたいで、嬉しいと同時にちなみの受けた責苦を思い、胸が苦しくなる。
俺の気持ちが顔に出ていたらしく、ちなみが気遣う顔になった。

「あら?陽さん…?」
「いや、大丈夫。ちなみの受けた苦しみを思うとね。でも、ちなみは今、俺の目の前にこうしていてくれているんだ。さあ、楽しもう」
「はい」

俺のシャツに手をかけて、ゆっくりと引き上げる。


「大好きです」
のしかかるように覆いかぶさり、俺の耳元で囁く。
身体が続々と震える。これもメスに変貌したちなみの魅力だろうか。

身体が密着する。
ちなみの豊満すぎる胸が当たり、股間が勢いづく。
「陽さんはあったかいです。ほかの人とは違うんです…」
「安心しろ、俺はちなみの前からいなくなったりなんかしな…」

俺の言葉はちなみのキスで遮られた。

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