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未来ノート
官能リレー小説 - その他

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未来ノート 1

僕の名前は二宮健司。高校生だ。父親から誕生日プレゼントにノートをもらった。
「今日から、お前がそのノートの所有者だ。そのノートは特別だ。」
「何が特別なの?」
「ノートを触ってみろ。お前の未来を予測してくれるだろう。」
「そんなまさか。」
僕は半信半疑のままノートにさわってみる。すると、ノートが一瞬光ってノートを開いてみると何か書いてあった。

同級生の天城友美と友達になる。
「え?これだけ?」
「何が書いてあったか聞かないけど。がんばれよ。」
お父さんは立ち去っていった。
天城友美なら知っているけどあいつとは接点何もないぞ。どういうことだ?
未来を予測してくれるならもう少し詳しく教えてほしいな。
天城友美はたしか誕生日が僕と同じで、今日で共に16歳になったはずだ。
友美は新体操部に所属する、容姿、スタイル抜群の美少女だ。入学するなり、たちまち学園のアイドル的存在になった。そんな彼女のレオタード姿は眩しいばかりに美しい。
僕と同じくまだ1年生だが、新体操部では2年生、3年生の部員にも実力で彼女にかなう者はなく、入学してすぐ、我が校新体操部のエースとなった。
その上、友美は大きなお屋敷に住むお嬢様で、その自宅には25m屋内プール、テニスコート、新体操の練習ができる広いホールがある。
そんな高嶺の花である友美と仲良しになれるなんて、何だか信じられない。

学校から電話がかかってきた。
「健司君。あなたは明日から天城友美さんと一緒に○○女子学園に特別入学してもらいます。」
「ええ!なんで僕が!」
「天城友美さんの強い要望で、健司君と一緒になら転校してもいいと。それじゃ。」
電話が切れた。
突然のことで僕の頭の中はパニックだ。
次は僕の携帯に天城さんから電話がかかってきた。
「は、はい。」
「突然、ごめんね。健司君の携帯の電話番号は先生に聞いたの。」
「一体どういうことなの?」
「実はね…」
天城さんの話によるとこうだ。
彼女は突然、学校側から夢美女子学園に転校するように言い渡されたが、彼女は僕のことが大好きで、どうしても僕と離れたくないから嫌だと言い張ったそうだ。それで、特別に僕も一緒に夢美女子学園に転校することになったとのことだ。

「それにしても、どうして急に、学校側はそこまでして、天城さんを夢美女子学園に転校させようとしてるの?」
僕はそれが気になってたまらなかった。

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