淫声解放 1
見渡す空はどこまでも雲ひとつない青空。
心地よい風が吹いていて気持ちいい。
リゾートホテルのプールは私の他に誰もいなく貸し切り状態。
これがあるから一人旅って最高。
私は桜野真梨子、25歳。
自慢のボディはバスト90越えでGカップ。でもそれを活かすようなグラビアじゃなくて、アニメの声優が本業。
それに私は、実は人妻。これはファンは誰も知らないの。
ただでさえ彼氏の存在が明らかになったら大変な業界、声優界ではそこそこ大きな事務所にも支えられ、私が結婚してるという事実は本当に親しいごく一部の人しか知られていない。
夫である彼は幼馴染で、高校生の頃から付き合い始め、4年前に結婚している。
結婚理由…実はできちゃったのだ。今は4歳の可愛い娘、ひより。
ひよりが生まれてからは子育ても仕事とともに頑張ってきた。
それを支えてくれたのは私の母。
「真梨子はもっと自由にやればいいの」
なんて言って、ひよりのお世話を引き受けてくれ、私は今みたいに旅行だって出来てしまう。
ホントに、周りのみんなに感謝である。
そんな物思いにふけっていると、プールに新たな人影が見えた。
男の人、2人組だ。
「おおっ、美人発見!ラッキー!」
「奇遇ですな、おひとりですか〜?」
こちらに気づいたのはわかるが、あからさま過ぎて逆になんか嫌だ。
もちろん見ているのは私の身体だろう。
「お姉さん、こんなところに一人で、暇だったんでしょう」
「そんな顔しないで、オイル塗りますよ」
渡井が悠々寝そべっている場所までやってきた。
オイルまで持ってるって、用意周到だな。
「あのねぇ、あなたたち…」
「まあまあ、硬いこと言わずに」
「ひゃっ!?」
オイルを持っていた男が私に向かって小瓶の液体を垂らす。
それは非常に冷たい。絶対オイルじゃないでしょコレ…!!
「ほらほら、全身にぬりぬりしちゃいますね〜」
もう一人が私の身体を執拗に触ってその液体を塗り広げていく。
「あっ、こら!……んっ、やっ、あっ!!」
「すげ〜、おっぱいでけー!たまんねー!」
男の手が執拗に胸を弄り、ついには私が身に着けていたビキニをはぎ取ってしまう。
「あっ!やだ、やめて!!」
「おおっ、生乳!」
私の叫びを無視して男は胸を揉みくちゃにし続ける。
その間にもう一人の男はいそいそと海パンを脱ぎだす。
「な、何してるのよ、あんた」
「なあ、あんたも期待してただろ、監視員も誰もいないプールでそんなエロい格好してさ」
私の目の前にガチガチに勃起したモノが突き付けられた。