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男の夢をかなえるアプリ
官能リレー小説 - その他

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男の夢をかなえるアプリ 15

 “牝奴隷”
 このフレーズと美貴先生のイメージが、不意に頭の中で結びついた。

 「おおい、一ノ瀬!どうしたんだ?」
 すぐ近くのボールを見逃していた。
 「あ、わりいわりい」
 “牝奴隷ルート”を選ぶと、今のレベルでできることは限られていたとしても、美貴先生の謎にもしかしたら近づけるのかも知れない。
 “奴隷、っていっても、もしも命令に完全に服従する奴隷であっても、命令しなければ、かわいそうなことにはならないだろう”
 そう考え、体育の授業が終わったら直ちに恵梨香の“牝奴隷ルート”を選択した。
 “これは実験だ”と自分に言い聞かせて。



−−仲村陽一(ゴリ仲)視点−−

美貴は本気で俺の事を愛してくれる。
過剰な性欲を持て余すゴリラ顔の俺をだ。
毎日奉仕してくれるし子供まで産んでくれた。
今までは誘っても顔を見て離れるわ、なんとか付き合ってきた女はベッドに連れ込んでも俺のチンポを怖がったり怯えて逃げ出したり、思い出すと涙が出そうだ。

俺みたいなのでいいのかって何度も聞いたが「貴方がいいの。貴方だけが好きなの。何人でも産んであげたい。」だってよ。
こりゃ一生もののいい女だが…俺の溢れる性欲をぶつけすぎると美貴が壊れる。
なのにほかの女子まで用意するなんて誰にもできることじゃない。俺はマジで幸せだ。
他の奴が見たら美貴は俺に悪堕ちしたと思うんだろうが、それでもいい。俺が本気で愛し合えるのは美貴だけだろう。

美貴が教えている教室に視線を向ける。
美人女教師の美貴に男子生徒どもは憧れているだろうが、強面の俺の嫁ゆえ誰も手を出しては来ない。
この面のせいで女からは散々な目に遭ってきたが今になって役立つとはな。嬉しいぜ。
さて、ほどほどに生徒から恐れられる教師を続けないとな。



“牝奴隷”
恵梨香を牝奴隷にするのは気が引けるけど、実験…実験…変な命令はすまい。心に誓おう。
でもこのモードを使うのは具体的にどうしたらいいのだろうか?
僕はスマホを確認してみた。
沢野恵梨香の項目確認だ。

信頼度22(+11) 信用度40(+16) 恋愛度4(+21) 人格64 魅力82 母性63 経済力20 気品79・・・
そして好感度は0(+25)、服従度は50(+35 イベント補正+30)
ここら辺は朝のままだ。
「メイド」この項目だけ取り消し線が消えていた。数値は5になっている。

そして奴隷の項目にヘルプがあり、僕はそれに目を通してみた。
そうすると、こんな事が書いてあった。

『奴隷ルートの維持には調教とセックスが必要となります』
『また、牝奴隷として扱わないとペナルティの対象となります』

この文章を見て僕は美貴先生とゴリ仲のアレを思い出す。
愛し合ってるとも言えるけど、あの行為は奴隷調教とも言えなくない気もしてた。
そう言う事なのかもしれない。

そして僕は恵梨香を奴隷にしてみた訳だ。
つまり・・・
ああしていかないといけないのかな・・・


そんなこんな考えていたら、あっと言う間に放課後になった。
百合からはチャットアプリで投票が上手くいったと興奮気味のが来てた。
百合にしては珍しく興奮してるようで、僕へのお礼なんかも書いてあった。
とりあえず上手く言ったのを確認してから僕は部活に行ったのだ。


そして部活の終わり。
僕から先に恵梨香と接触した。

「協力してくれてありがとね」

そう言うと、恵梨香は頬を赤らめて俯く。

そして俺の袖を握ってきた。

「私・・・ちゃんとやりました・・・」
「うん、感謝してる」
「・・・だから・・・お願いがあります」
「うん、聞くよ」

こんな会話の後、恵梨香は暫く沈黙して、ようやく意を決したように口を開いた。

「先輩の・・・奴隷にしてください・・・」

やっぱりそう来たか・・・
何となくこう言う展開になると思った。
自分でそうしたんだけど。

「・・・じゃあ、ついておいで」

僕は恵梨香にそう言った。
今日は後片付けの為に用具室の鍵を部長から預かっている。
そこなら鍵かけて中でいける。
僕の言葉に恵梨香はホッとした表情でついてきた。

そして用具室。
僕と恵梨香は中に入り鍵を閉めた。

「奴隷って意味はなに?」

そう恵梨香に僕は聞いた。

「先輩に身も心も捧げて・・・エッチな事されたりエッチなご奉仕したり・・・私・・・先輩にそうしたい・・・」

美貴先生のあの様子が思い出される。
今の恵梨香の表情はどこか恍惚として、あの時の美貴先生のようだった。
ゴリ仲がスマホを弄ってたのを考えると、奴もこれを使ってる気が強くなってきた。

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