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格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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格好が・・・ 92

 女子のパン一は見慣れた生徒達であったが下半身まで脱いだ写真は新鮮なものだった。部員達はいろいろな角度から何枚も撮影していった。

 写真をプリントし、部員達はこれは展示に耐えるクオリティと確信した。早く展示しようと主張する部員もいたが
「美術部に勝つにはもう何人かモデルがいないと」と言って抑えた。
 大介は他のモデル候補を考えた。まず、遥は除外していた。自分の彼女の裸は自分だけのものにしたかったから。
 そして、美術部でヌードを描き、自らも描かれた彩奈に接触してみることにした。


大介からヌード写真のモデルを依頼された彩奈は、
「それじゃあ延田先輩、遥先輩に、私の絵のモデルになってくれるよう、一緒に説得してくれませんか?」
彩奈は、ヌード写真のモデルを引き受ける交換条件として、遥がヌード画のモデルを引き受けることを望んだ。

大介はちょっと迷ったが、彩奈と一緒に遥を説得することにした。そして、泉にも協力を頼んだ。
泉は昨年末、彼氏の修と一緒に、麻生広夢に頼まれて『アダムとイブ』のモデルを引き受けていた。
「遥も青春の思い出に、生まれたままの自分を描いてもらったらどう?」
泉はそう遥に話した。

校内では、公開されたヌード画やヌード写真に刺激され、多くの女子が生まれたままの自分の姿を記録に留めたいと思うようになっていた。そして、美術部や写真部にはモデル希望の女子が殺到した。

 大介は殺到した希望者を2年生に撮影させた。大介は、ただヌードを撮るだけでなく、その人のテーマに合った画像を撮るように指示した。そうして、例えば新体操部員ならヌードで新体操のリボンを演じている画像が、バスケ部員なら全裸でボールをついている画像が、科学部員なら全裸で試験管を振っている画像、などが次々と撮られていった。
 その報告を聞きながら、大介は遥が出す結論を聞きにいく。確かに、OKの場合でも泉と同じになるだけでそんなにおかしいことではないかもしれない。それでも、最愛の遥の裸が描かれる…

泉に説得され、遥はヌード画のモデルを引き受けることにした。そのことを大介に伝えると、
「俺に遥の裸を撮らせてくれ。他の奴には絶対見せないからさ」
「うん。わかった」
その日、下校すると、遥は大介の家に寄った。そして、大介と2人っきりになった部屋で全て脱ぎ、一糸まとわぬ姿となった。
「は、遥!」
遥の裸身をじっくりと見つめ、大介は興奮し、カメラを手に持ちながら身体を震わせる。
「さあ、早く撮って…」
「あ、ああ…」
大介は遥のヌードを撮り始めた。いろいろとポーズを指示してはパシャパシャと撮っていく。
「誰にも見せない、俺だけの遥の写真集を作るんだ」

数日後、遥は美術室で全裸となり、その姿を彩奈に描かれた。そして、彩奈も写真部の部室にてヌードとなり、大介たち写真部員に撮影された。

「これが私か!ちょっと恥ずかしいな」
彩奈の描いた、自分がモデルになったヌード画を見て、遥は恥ずかしそうに顔を赤らめるが、悪い気がしなかった。そして、すぐ笑顔になった。
ミストップレスコンテストで優勝した愛里だが、美術部と写真部の両方からヌードモデルを頼まれていた。愛里は恥ずかしくて気が進まなかったが、遥に励まされ、両方のモデルを引き受けることにした。

「男子でもって誰かいいモデルいないかしら?」
部室にて、部員たちの会合にて、写真部部長の如月蜜枝はそんなことを言った。
写真部も美術部も、ヌードモデル希望者は女子ばかりだった。しかし、蜜枝は男子のヌード写真も撮るべきと思っていた。

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