格好が・・・ 70
舞はそのビキニを見てびっくりした。
雪乃はGカップなのに無理矢理きついビキニに胸を押し込んだために、乳首の形がくっきりと見えていた。
『雪乃先輩、無理矢理ビキニを着せられてこういうことをやらされているのかな〜』
舞はそう思った。
だが他のウエイトレスは、胸が小さくて乳首の形が見えることはなかった。
遥は千里の言葉を思い出していた。
「あたしは、遥と同じようにかなり胸が大きいから普段から男子の視線が胸に集中して〜」
「着替えの時の特に…両脇の男子が私の下着姿の胸の谷間を見て…だけどあたしも男女一緒に着替えするのに賛成したから恥ずかしくても文句が言えなくて…」
千里の話によると、学校の女子のほとんどが男女一緒に着替えするのに賛成したという。
雪乃は、一通り注文を取った後、再び舞たちに近づいた。
「ねえ、3年生の珠木さん、って子が、ミストップレスコンテストの本大会に出るんだって?」
「はい。あ、やっぱり結構伝わってるんですね」
「どんな子なの?なんか、編入した帰国子女って聞いたけど」
舞はちょっと首をひねった。
「え、あの、先輩よくご存じの、白河先輩のいとこらしいですよ」
「そう!麗美の従妹なの」
それから、舞の向かいに座る浅倉良恵が話す。
「今年、うちに入学した、ホワイトスパークにいた大沢卓也くんですけど…彼、珠木瑞穂さんとは幼馴染で、しかも恋仲みたいですよ」
「そうなの!」
元ホワイトスパークの卓也の入学については、雪乃も、店に来る生徒たちの話を聞いて知っていた。
ミニトップレス大会のことを聞いてみた。
そしたらエントリーした女子が70人ぐらいで、本大会に進出した女子は当日は白い下着を着てくるとように、いうことだった。
そして、そのミニトップレス大会の本大会の当日
本大会に進出した制服姿の女子が集まってきた。