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デス&ライフゲーム
官能リレー小説 - その他

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デス&ライフゲーム 1

南の海に秘密裏に存在する名も無き絶海の孤島。
その島に不幸にも招待された、1クラスの学生達がいた。
彼等は修学旅行のバスごと攫われ、眠らされたままこの島に運ばれた。
そして今、彼等は男女共に裸にさせられ、島の中央に位置する場所に作られた、簡素な建物の中に寝かされていた。
室内に設置された時計が、昼の12時を示す。
それを合図に、壁に掛けられたモニターにスイッチが入る。

ピーーー!!

不快な高音がモニターと、周囲に設置されたスピーカーから流れ出す。
その音は薬で眠らされていた彼等を、無理やり眠りから目覚めさせた。

「ぐぁーっ!うるせえ!!」「くっーー!!」
「いやぁー!!止めてー!!」「うるさーい!」
「なんなのよ!これ!」

無理やり起こされた生徒達は、まだ完全には開かぬ目でぼやけた視界のまま、耳を押さえながら叫び転がる。
不快な音は最後の1人が、完全に目覚めるまで流された。
音が止むと、そこには疲れきった姿の生徒達が、力無く座り込んでいた。
うなだれる生徒達をよそに、スピーカーから今度は普通のクラシック音楽が流れはじめ、モニターに映像が表示される。

「皆さんおはようございます。」

モニターの中の人物が生徒達に語り掛ける。
その声にうなだれていた生徒達は、顔を上げモニターを注目する。
そこには仮面を着け、フードを被った怪しげな人物が、映っていた。

「先ずは皆さん、当ゲームに参加者として選ばれた事、おめでとうございます。
 普通の修学旅行では味わえない、素晴らしい体験があなた達を、待っている事でしょう。」

謎の人物の言葉にざわめき出す生徒達。
そして自分の格好にも、気づき出した生徒達は、混乱し始める。

「何言って…ん?」「あれ…私。……っ!!」
「えっ?なんで…なんで!」「うお!なんだこり!?」
「なんで裸なんだ俺!?」
「いやー!ダメ、見ないでーっ!!」

誰かの叫びを皮きりに、全員が自身の状態を把握する。
女子達は皆、手で局部を隠しうずくまり、男子達は股間を手で隠しつつ、ある者は熱心にまたある者はチラチラと、女子の裸体を目に焼き付けていた。
暫しの騒ぎの後、女子達は一カ所に集まり身を寄せ合う事で、心理的安心を求めた。

「やっべ、俺、佐々木の乳首見ちゃった!」「川原のアソコの毛……」
「あいつ…あんなに胸デカかったんだ…」「やっぱいい身体してるよな、吉田って!」

女子の裸体を見た男子達は、口々に感想を漏らす。
それに対し女子達は、男子目掛け罵倒を浴びせる。

「最低!」「死ね!ヘンタイ!!」
「今すぐ忘れろー!!」「最低!信じられない!」

罵倒が飛び交う中、再びモニターに動きが起こる。

「さて、それではこれから、あなた達に参加して貰うゲームの、説明をいたします。
 このゲームは男対女の戦いとなります。
 全ての女子生徒が犯され妊娠するか、男子生徒に付けられた首輪の、無力化スイッチを押されると終了します。」

謎の人物の話しに、皆騒ぎを止め聞き入る。
そして自分達の首に付けられた、首輪の存在に気が付く。

「なんだこの首輪」「いつの間に!?」
「これ、はずれないの?」「やだ…ちょっとダサい」
「……って、妊娠ってなによ!!」

またも誰かの一声に反応し騒ぎ出す。

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