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創造能力
官能リレー小説 - その他

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創造能力 1

創造能力…それは誰もが何時もの様にする事。
その創造能力が実現化したらどうなるだろうか…
 
僕の名前は堀下 真希(ほりした まき)女みたいな名前だがれっきとした男だ。
能力を手に入れる前の日は最悪な1日だった。
 
朝から電車がトラブって高校に遅刻するし何かの間違いで高校1可愛い娘に告白したというデマが発生するし、(その娘の事は好きだが)そして追い討ちを掛けるようにその娘に「私、貴女の事は好きじゃないから、ごめんね」

と言われる始末。
とにかく最悪な1日だった。
「はぁ疲れた…」
自室に着き、ベッドにダイブした真希。
 
「はぁ、もう死にたいなぁ…まぁとにかく寝よ」
今日を思い返し、本音を漏らす真希。
「明日も早いし…寝るか…明日もまた弄られるんだろなぁ…」
 
呟きながら寝てしまった。
寝る体勢に入った瞬間、周りが明るくなり起きる真希。
 
「何だあれ?」
光の塊が家に接近している。
ヤバい当たる!!
そう思ったがその光の塊は自室の二階にしか直撃しなかった。

あぁ良かった。妹が死ななくて…って自分が死ぬじゃん!!
そう自身に突っ込みながら光に包まれていった…。
 
………あれ、ここ何処?
何時間くらい寝ただろう。
目を開け周りを見渡すが一面真っ白。
そこに真希が独りポツンと居た。
 
すまない…
何処からか声が聞こえた。
「誰だ?」
真希が声に反応する。 
すまない。君を殺してしまって…
「あぁ俺は死んだんだ…まぁいっか、どうせ生きてても良いこと無いし…」
とぼやいていた。
今は何とかして君を復活させる事が出来た。君を殺してしまったお詫びに創造能力を授けよう。
…ハイ?ナンデスト?そして君の性別を間違って女にしてしまった。すまない。
 
…ハイ?マタマタナンデスト?
「コレカラドウシタライイデスか?」
テンパッて片言になっている真希だった。
 
君の記憶以外の戸籍や皆の記憶は組み換えた。創造能力は自分の思うように使ってくれそれが我々のお詫びの印だ。
その声を聞いている内に段々気が遠くなり、眠りに付いた真希だった。

………
 
暖かい日差しが真希の部屋に入る。
まだ真希は寝ているらしい。

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