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交差
官能リレー小説 - 女性向け

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交差 22

「考えとくよ…」
直人とも相談したいしな…

「明日の社内向けのリハーサルだけでいいはよ…」
何だよ;時間無いじゃないかよ;

「直人にはLINEしときます?…」
またあんなパンツを穿いて来ないとは限らないしな…

「直人には言わない…」
さては着替えの時に恥をかかせるつもりだな…

「いいのか?…可愛い部下だろ…」
まぁ俺がストックのパンツを持っていってやるか…

「可愛いはぁ…グチャグチャにしたくて堪らないほどにねぇ…」


…………………………

「直人…今日どんなパンツ穿いてるんだ?…」
うぇ?…室長;
朝っぱらから…只のエロオヤジみたいっすよ;

「き、昨日よりかはマシだと思いますけど;…」
それでも3枚1000円なのは変わりませんけどね;

「コレに穿き代えてこい…俺のだが洗濯してあるから心配ない…」
ぇ?…この人何を言ってんですかね?

「室長のパンツ貰えて嬉しいですけど…どうしたんです?」
意味不明;…
よっぽど昨日穿いていたパンツがみすぼらしかったってことなんだろうけど;

「訳は後だ…早く着替えてこい… 」
またトイレの個室に行けってことかよ;…

昨日と同じ箇所にある個室に入いる…
まさか二日連ちゃんでここでパンツを脱ぐことになるとは思ってもいなかった;
手渡された室長のパンツを掲げる見る…
昨日室長が穿いていたのと同じデザイン…股上が浅く小っちぇー布地…
顔に近づけクンクンと小鼻を動かす…
清潔な洗剤の香り…
そっと口に宛がい…深くその香りを透いとる…

何やってんだ;?…俺、、
端と我に返り今やった行為を深く反省;…
これじゃ変態と変わりない;

でもどうして室長は自分のパンツを俺に…?
もしかして…変態なのは室長の方かぁ?…
考えてみると昨日のサウナでもかなり変だった…
あれじゃまるで俺のモノを見たいが為だけにサウナに行ったようなもんだ;…

室長;…嬉しくもある自分にちょっと戸惑う;…

仕方ない、成すがままよ …
もし室長が迫ってきたとしても丁重にお断りするだけ…
そういった輩には理解ある方だとは思っているからね;

折角の好意を突き返すのも何なんで、一応パンツは脚に通す…
この布部分が室長のモノも包んでいたんだよな…
そう思うと、ジンっと玉の付け根に熱が籠る;…

「行くぞぉ!」
個室の外から室長の声…
俺は慌ててズボンを上げた;…

連れてこられたのはアパレル部署がショーを行うちょっとした会場…
手伝いに駆り出されたってことに違いない…

「秘書室と違って華やかすっね…」
女の子が多いのが何よりも華々しい…

「社長の指示だ…従うしかないからな…」
クールフェイスで言う室長…
何気に女の子から熱い視線を受けている…

「遅いぃ〜早く着替えてきてぇ…」
あ、社長も来てたんですね…

「着替えるって?…」
作業着にでも着替えなくちゃいけないのかな?

「裏でスタッフの子の指示に従ってね…」
裏方仕事の指示ってことですね…

「行くぞ…」
あ、室長が一緒なら心強い…
俺はただ後ろについていればいいからね…

…………………………
嫌な予感がする…
バーで聞いた“直人を恥ずかしめたい…”と言ってからのこの流れ…
俺もまんまと巻き沿いを食ったような気がしてならないんだけど;

「アパレル部の伊藤です…秘書課のお二人にはこちらに着替えていただきます…」
直人よりも若僧…20代半ばに違いない…

「これって…どういうことです?」
キョトンした顔の直人…
何も知らないんだから仕方ない…

「社員を代表してステージに上がるんだ…俺と直人がな…」
社長の命令は絶対だ…

「うぇ?モデルとしてですか?…」
鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔しやがって…

「お二人には助かりました…プロのモデルだと下着になるにはコストが羽上がるもんで…」
下着?…聞いてない;

「伊藤君…下着って…パンツってことですか?…」
分かっているけど聞かずにはいられない…

「はい、メンズウェアはスーツから下着までトータルに取り扱うんです…」
嫌な予感は当たった;…
詩織にまんまと嵌められたってことかよ;…

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