(そろそろか…おっ、来た来た…)
そんななかで現れた冴子の顔は派手なメイクからは考えられないほどにやつれており、堕ち窪んだ目はまるでゾンビか死体のようなひどい有り様だった。
無理もない、男の悪事を書類にしたためて美穂が送りつけたあげく、今ごろは別の都市で客を取らされているであろう男は借金の後に逃げ出したことにされているんだからな。
「こんにちは先生…大丈夫ですか?具合が悪いとか…」
「う…ううん…何でもないわ、三島くん…その…それでお金は…」
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |