そのまましばらくほうけていた法子だが、やがて我を取り戻すと、容器を抱え込んでペロペロとその白い粘液を睨めとった。
「あああぁぁん…」
そしてまた、絶頂く。
絶頂の余韻に顔をとろけさせながら、法子は立ち上がり、フラフラと歩き始める。
自分の身体を疼かせる香りを求めて。
部屋の入り口の鍵が掛かっていないこと、自分の衣服がミニスカポリスの制服に変わっていることに対して、なんの疑問も抱かず、ただ何かに導かれるように部屋を出ていった。
「…子、法子。しっかりして」
「…え?」
肩を強く揺さぶられて、法子は我にかえった。
「…め、ぐみ?」
「ちょっと、こんな時に寝ぼけないで…」
はあ、とため息をつかれる。
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