「誰かの物になるくらいなら、私の所有物にしてやるさ。勝手だがね」
男「いえいえ、それでこそ私が見込んだ人物でございます。それでは来週よりあなた様の性人形への改変プログラムを開始させていただきます。それでは…」
男が電話を切ったのを確認すると私もスマホを置いてとりあえず、着替えを自分の箪笥から見繕い、かばんに詰めた。
妻「あら、あなた帰ってらしたの?」
「なんだ、いたのか?」
妻「いましがた、買い物から帰ってきたところです…ところでまた出かけられるの?最近、スーパーに泊まりばかりね…まっエステで許してあげるけど…」
「すまんな、最近拡張したし、隣町にも出さないかと話が来ててね、それでも高橋とかが回してくれてる分、楽にはなって来ているんだがね…」
実際、話は去年から持ち掛けられていたが、瞳との関係を優先していた私は消極的だった。
妻「へー」
妻は気のない返事で台所へいった。
私は荷物を詰めると、彼女に出かける旨を伝え家を後にした。
次、帰宅した時の妻の変化が逆に楽しみになってきていた。
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