媚薬の罠
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「二人に話しておきたいことがあります」 燕杏の声の雰囲気に、二人のじゃれあう動きが止まった。「私は徐蓮花を欺き通せる自信がありません。もちろん組織から二人が追われないように手を打ちます。それで私は人豚になるよりも酷いことをされるかもしれません。だから、小峰勝、その恋人と同じように、今だけ、私も抱いて下さい」 「燕杏さん、あんた何をする気なんだ?」 「あえて説明はしません。二人が知れば私と一緒に巻き込まれかねません。あなたたち二人は用意した旅券とパスポートを使い、ダナンで潜伏して下さい」 「ダナン?」 村山綾乃は海外に興味がないため、地名を聞いてもわからない。 「フィリピンですよ。小峰勝の知り合いが助けてくれるはずです」 小峰勝はかつてフィリピンで親が貧しく治療もされない伝染病の子供たちのために医者を診察へ行かせ、治療薬を与えた。また食料も一年間の配布を行った。 その時に使った費用は、犯罪グループから強奪した金で、徐蓮花の組織へと犯罪グループから払われるはずだった金も含まれていた。
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