媚薬の罠
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No.795
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雅美は北川天と会った。 戸籍謄本には雅美の伯父にあたることが書かれていた。 父親の名前がない。そこで、母親が一度も結婚したことがなく子供を産んだ非婚出産だったことを雅美は知った。 「私は宗教者の人生を選んだとき、両親の反対を押しきって家を出たまま、故郷を離れて戻っていない。さて、君の父親は誰か恭子から聞いているのかな?」 「いいえ、私の父親は癌で亡くなったとしか聞かされていません、父の名前も知りません」 「恭子には私と会ったことは言わないほうがいいだろう。恭子は故郷を離れた田舎町で君を育てながら、過去を捨て生活しているようだ」 北川恭子。北川天の妹。雅美の母親。 大学卒業まで北川天は雅美の生活費なとを支援してくれたが、母親には言わないようにと北川天は言った。 北川天との関係を隠すために、雅美は母親に会うのは年に一度、手短に月に一度電話か手紙でやりとりをするぐらいの距離を置いて接するようになっていた。 母親も田舎町から娘に会いに上京することはなかった。
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