媚薬の罠
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翌日、被害者女性の樋口成美(ひぐちなるみ)のカウンセリングを行い、離脱症状(禁断症状)がないことを倉持志織は確認した。 不眠、過眠、筋肉や関節の痛み、痙攣発作、食欲亢進、脱力、嘔吐、下痢、異常な発汗など、ドラッグの種類によってちがいがあるが、使用した時に日常的に行っていることが行われなかったことで、身体に負荷がかかり、疲労した状態を回復するために起きる症状がある。 それとは別に個人差があるが、抑鬱、不安、焦燥、幻覚、妄想、風邪のような症状、めまい、音に敏感になる、涙が出続けるなどの疲労の回復ではなく、感情の乱れや、不快に感じた記憶がよみがえったり、感情が高ぶった時と同じ身体の反応があらわれることがある。 檜垣隆史の解毒薬の効き目を、倉持志織は実感した。 暴行されたことの恐怖から怒りへと変化していく感情は、檜垣隆史に会ったという驚きや、添い寝をしてふれあうことで軽減されているようだった。
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