媚薬の罠
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ホステスとして勤めるようになって、責任者のママや一部の黒服だけが知る他人や客へ口外しない個人情報として、勤務に影響がある事情を把握してもらうために教える情報を、すでにホステスになる以前の面接で、まだ関係の浅い店の面接担当者に話すことは、以前の常識では考えられない傾向である。 プライベートの情報を、必要最低限の相手にしか漏らさない。それすら考える心の余裕がない女性たちが、ホステスとして接客した時に、他人である客の情報をどれだけの意識で漏洩しないように行動できるか。接客のセオリーと共通する情報への気づかいが甘いのは、働く女性だけでなく、客側にも同じ傾向があらわれている。客も働く女性の個人的な事情を聞き出そうとする。他の客の情報を知ろうとする。こうした傾向がより強まっていけば、社交場の暗黙のルールが維持できなくなる。そうした人が接客側と客側で増えた店は、社交場としての役割が無くなってしまう。 「パンドラ」が最後の名店と呼ばれるのは、社交場としての役割が維持されている店という意味がある。 鷺原征一郎と島田理沙子とのあいだには社交場の暗黙のルール、客側と接客側の相手への気づかいがある。
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