媚薬の罠
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No.4744
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「だから、芸術ってかなり大事なんだって。常識ってことにハッと気づかせてくれるものだからさ」 檜垣隆史は、緒川翠にそう言うのだが、そこは納得が簡単にいかない。たしかに、暴動やテロ活動の事件が毎日発生している国だったら、亡命も考えたくなるとは思う。 とはいえ、第二次世界大戦の終戦直後からカラクリとして、庶民の性的なものへの感性がいじられていたり、競争社会で疲れて自殺者もたくさん出てるのに、軌道修正が難しいから、放置されて、今はなりゆきまかせになっていると聞かされると、大丈夫かしら、と緒川翠は呆れた。 「どの国も自分の国の修正で大変だけど日本は、修正しなくても暴動が起きないのが特徴なんだよ」 「それって、戦争するって政治家が言い出したら、戦争を始めちゃうってことじゃないの?」 「戦争なんかには、金を出す気はないよ。戦争を始めたら、檜垣家の資金を止めれば、きっとすぐに敗戦するよ」 「負けたらとうなるの?」 「他の国になるか、いちおう賠償金を払い続ければ、そのまま他の国にはならないはずだ」
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