媚薬の罠
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芝生に座っていた詩人は立ち上がり、その浮浪者に近づいた。 彼は少しばかりのお金を浮浪者に恵み、その間に気づかれないように浮浪者が首から掛けていた 「I am blind」 という文字を、何やら書き換えて去った。 それから1時間後、その浮浪者は異変に気づいた。 おかしい、おかしい、なんだ? 誰一人お金を恵んでくれる人がいなかったのに、あいつが恵んだあとは、今度はすれ違う人、すれ違う人が恵んでくれるようになった。 物乞いの缶にはコインが溢れ、人々が同情の声までかけてくれるようになった。 詩人ブルトンは 「I am blind」(私は盲目) という言葉をこう書き換えていたのだ。 「Spring,s coming soon. But I can,t see it」 (春がやってくる、しかし、私には見えない) フロイトは、世間の常識にのってコカイン中毒を増やしただけではない影響を残していた。
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