ミニスカポリスを捕獲せよ
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No.44
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ペンネーム
┗佐山
本文
そのまましばらくほうけていた法子だが、やがて我を取り戻すと、容器を抱え込んでペロペロとその白い粘液を睨めとった。 「あああぁぁん…」 そしてまた、絶頂く。 絶頂の余韻に顔をとろけさせながら、法子は立ち上がり、フラフラと歩き始める。 自分の身体を疼かせる香りを求めて。 部屋の入り口の鍵が掛かっていないこと、自分の衣服がミニスカポリスの制服に変わっていることに対して、なんの疑問も抱かず、ただ何かに導かれるように部屋を出ていった。 「…子、法子。しっかりして」 「…え?」 肩を強く揺さぶられて、法子は我にかえった。 「…め、ぐみ?」 「ちょっと、こんな時に寝ぼけないで…」 はあ、とため息をつかれる。
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