媚薬の罠
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No.3936
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毎日、誰かがこの定食屋を訪れる。空腹を満たして、その人が外に出る時、すでにその人の世界は、新しいものになっているのである。 今日、少なくとも自分以外の誰かに、ひとつのよろこびを与えることができないだろうかと考え続け、モツ煮を煮込み、オムライスを作り、炒飯を炒め、豚汁をそえる。 オムライスも卵がふわふわで、デミグラスソースがハッとするほどおいしい。仏頂面の主人が、国賓をもてなす高級ホテルのシェフから師匠と呼ばれる人だと知っていて訪れる客はまずいない。 まだ店主が知り合いから店を引き継ぎ開店して1年ほどすぎた頃に、オムライスやモツ煮を食べて、この味の秘密を知りたいと思い、働かせてほしいと言った青年に口数の少ない店主は言った。 「俺もアルバイトなんだ。連絡してみるかい?」
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