媚薬の罠
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No.3624
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隆史は、当たり前のことをするように、痴漢を追い払ってくれた。 衣服の乱れも直してくれた。痴漢が脅すために、撮影していたスマートフォンを奪ってくれた。 水野咲がわがままなのはわかっていたけど望んだように、救急車を呼ばないでいてくれた。氷を買ってきて、氷枕を作って応急処置をしてくれた。 部屋まで背負って運んでくれた。 水野咲が「いい子」かどうかなんて関係なく、心配しながら、一晩中、そばにいてくれた。 普通で目立たない「いい子」でいれば、それで嫌なこととは関わらないで、傷つかないで生きていけるはずと信じていたのに、それができなくなったこと。 「いい子」じゃない水野咲に、自分のできることを、一生懸命してくれる人の優しさがうれしかった。 悲しかっただけじゃなく、うれしくて涙があふれて止まらなかったんだと、水野咲はわかった。
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