媚薬の罠
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No.3560
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そこまで話すと幽霊の小西さんは、腕をほどいて、すっと隆史から離れた。 「私は死人……隆史さんは生きてる人。同じ世界にいるのに、夢の中でしか、隆史さんに私はふれられない。真奈美ちゃんの中で、隆史さんの話を聞いた。檜垣家の後継者を産んであげられない、こんな幽霊の私なんて……きゃっ!」 隆史が抱きついてきて、幽霊の小西さんは体勢を崩した。 ばしゃんと激しく水しぶきをあげて、水中に、隆史に抱きつかれたまま幽霊の小西さんが沈む。 底は深く真っ暗で、水面がきらめき、放射状の光が差し込んでいる。そんな美しい水中で、隆史は唇を重ねた。 目を閉じてキスを続ける二人が、ゆっくりと水面の光に向かって浮上していく。 そのまま水上まで浮上し、ばしゃんと水音を立て二人は空中へ戻ってきた。 ようやく隆史が唇を離し、ゆっくりと目を開けた。 隆史の腕が、小西さんの濡れた背中や腰のあたりを抱きしめている。
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