媚薬の罠
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No.3104
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泥酔してる間に犯した卑怯な男と貞人をずっと思っている美和は、貞人を心から尊敬できなかった。ただ、達也の父親としては優しく、また潔く美和と結婚してくれたことは感謝していた。 あまり腹が目立たないうちに結婚式を上げ、出産してからは「疲れてるから」とベッドで甘えてみてもかまってくれない貞人に、不満を感じていた。 貞人は美和と赤ん坊の達也を連れて、佐伯直子の邸宅に一度だけ訪れた。 佐伯直子が、軽くゆらして達也をあやしてから、美和に渡した。佐伯直子は、その直後にハンカチで目元をおさえて、あふれてきた涙を拭っていた。 達也が4歳になった時、佐伯直子が老衰で亡くなり、社長の佐伯花凛が葬儀を行った。 「おばあちゃんにさようならしよう」と貞人に言われ、達也は泣きながら棺に花を入れた。貞人はそれを冷めた目で見つめていた。 貞人の記憶にはないが、美和が公園で一人で遊んでいると、中学生だった貞人が一緒に遊んでくれたということらしいことがわかった。就活中に丸鷹商事の説明会で、貞人を見かけて「お兄ちゃん」だと気づいた美和が、それを初恋の人と再会できたかもと老嬢に話したのだった。
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