媚薬の罠
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No.3090
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何か話が大きくなり始めた気がして、高坂貞人が「質問してもいいですか?」と佐倉花凛に声をかけた。 「はい、貞人さん、なんでしょうか?」 「受付嬢の美和ちゃんが、他の奴と結婚しても何も問題ない気がしたんだが、何か問題があるのか?」 すると、老嬢がじっと貞人の顔を見つめてから言った。 「貴方、子供の頃のことを覚えてらっしゃらないの?」 「俺は子供の頃の記憶は。思い出せないんです。高校生ぐらいのことは覚えてますが、小学生や中学生の頃の記憶は、抜け落ちています」 「そうなのですね。治療などは?」 「高校生の頃に催眠療法なども受けましたが、思い出せません」 「ご両親はご健在なのですか?」 「おや、それは、もうすでに調査済みなのでは?」 高坂貞人は高校生の頃に、叔父叔母に引き取られている。両親のことは覚えていない。 「戸籍上の親はいますが、会ったことがありません」 佐倉花凛は思いがけない貞人の話に、驚いて二人の会話をただ聞いているばかりであった。
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