媚薬の罠
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「これを、ちょっと見て下さい」 清水真奈美が撮影した画像を本条恵美に見せた。 ヒマラヤンを飼っている浮気相手の女性の部屋の玄関前に、依頼人の夫ではない男が、A4サイズの封筒にガムテープを巻いた小さな包みを、ネコを抱いた女性に手渡している瞬間だった。 画像を見た本条恵美の口元から、微笑がすっと消えた。 「宅急便じゃないな、これは」 隆史がぽつりと言った。 「他にも男がいるんじゃないかと思ったので、張り込みしてみたんですが」 「清水さん、撮影されたことは気づかれなかった?」 本条恵美が真奈美に、少し緊張した声で質問した。 「大丈夫だと思います。撮影した建物とは距離がありますし、こちらを双眼鏡でも使わなければ撮影されたと思っても、顔を確認されることはありません」 「隆史さん、これって……もしかして覚醒剤?」 谷崎麗が隆史に言うと「大麻かもしれないし、幻覚剤かもしれない。おかずを作りすぎたからおすそわけ、ってわけじゃないのは確かだな」と答えた。
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