媚薬の罠
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No.2707
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目の前で微笑を浮かべながら「ホワイトモカ」を飲んでいる小野田美樹が、他人にふりまわされている心のパターンから抜け出せなくて葛藤しているとは思わないだろう。 倉持志織に小野田美樹か相談して、デートに来ているということも隆史には不安に思える。 不幸から抜け出したければ、これこれしなさいと言われたら、そうかなと思って従い、もっと悲惨な状況になっても、それは未来にあなたか幸せになるために必要なことなのです、とか、努力が足りないからこうなったのでこれこれしなさいと言われたら、信じこんでしまいそうだ。それが全部、嘘っぱちとわかったら、また幼児退行を起こすかもしれない。 自分が無条件で受け入れてもらえて、許され、守られていると感じる、そのためになにかをしなくてはいけないという思い込みは、女優になりたいという夢につながっていったのだろう。 「どうして女優さんになりたいと思ったのかな?」 「その役の人物になりきればよろこんでもらえると思うんです。何をしたらいいか、わかりやすいと思いませんか?」
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