媚薬の罠
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No.2706
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隆史は「キャラメルマキアート」を飲みながら、小野田美樹が自分を「変態女」だと思い込んでいるのを「変態女」でも生きていてもいいと思えるようになるのか一生懸命、隆史なりに考えていた。 「いつもと同じようにしていただければ良いと思います。小野田美樹さんはお嫌いなのですか?」 倉持志織から隆史はそんなふうに言われている。 ほら、みんなこんなに変態でも生きてるだろう、だから変態でもいちんだ、と小野田美樹がドン引きするような性癖の人たちに会わせてみたとしても、みんなそうなんだからそれが正しいという根拠では、他人の肯定に頼っているのはかわらない。 他人と違う性癖があるから同じ性癖の相手を特別に思い、他人とわかりあえないからこそ、つながりを感じられる相手を求め合うということまで会わせてみても、小野田美樹が想像できるとは思えない。 私にもそういう性癖があるんでしょうか、と自分と他人を重ね合わせすぎた考えかたをして、小野田美樹がもっと自分を嫌いになりかねないと思った。
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