媚薬の罠
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(ふぅ、やれやれだわ) 倉持志織はすました顔でそう思っていた。 ありがちな失敗例の見本のような女子大生ふたりなのだった。 茶会が終わってから、隆史は1階のロビーのソファーに座って、ふたりに作法を教えていた。 「わからないで失敗するなら、あぐらをかいてがばっと飲んで、和菓子も手づかみでパクってやるほうが潔いかもしれない」 それを聞いて倉持志織がくすくす笑ってしまった。 「志織、おもしろかった。ありがとう」 隆史は山科遥と帰りは志織にタクシーを呼んでもらい、駅前に帰ってきた。 隆史は山科遥にその場で2万円渡してやり「がんばれよ」と励まして、山科遥から離れてタクシーに乗って去って行った。 山科遥は隆史が立ち去るまで、ぼーっと立ち尽くしたままだった。そうなるように隆史が神眼で暗示をかけたからである。 我に返った山科遥は、手に持っていた2万円をとりあえず財布にしまった。 一週間後の午後2時。山科遥は隆史と行ったスターバックスの同じテーブル席にいた。
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