媚薬の罠
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No.2527
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檜垣隆史は倉持志織に昼食をごちそうになり、ビルを出るとき、清心女性サポートセンター入口で、生け花教室に通っている女性たちとすれちがった。 〈天満教〉信者の女性たちで、30代後半から50代半ばの人妻15人ほどがぞろぞろとビルの中に入って行く。 隆史は化粧な濃い女性たちは苦手なので、足早に立ち去るのを倉持志織が2階の食堂の窓から見下ろしていて、くすっと笑ったとき、隆史が立ち止まり、振り返って、窓辺の倉持志織に手をふってから、立ち去って行った。 見られているのに隆史はいつから気づいていたんだろうと、首をかしげた。 隆史は早足で、タクシーやバスを使わず駅前のデパートが入ったビルのあるロータリーのあたりまで、30分ほどで到着した。 隆史の腕時計、ロレックスのコスモグラフデイトナアイスブルーも、故障もなく時を刻み続けている。 (この駅前で、志織は倒れかけてたんだよな) 隆史は思い出して、駅に入っていく人と駅から出てきた人たちが行き交うのをながめていた。
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