媚薬の罠
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No.2240
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「ここに残っている〈天使の涙〉を処分しておくほうがいいのは間違いありません。マトリがブツを押さえて成分分析をすれば、違法薬物として使用していなくても、所持すら罰せられますから」 本条恵美は倉持志織にそう言った。 「15年前まではアルベール・レノというフランス人が日本で作っていました。アルベール・レノは天満教の信者ではなく、〈天使の涙〉の買い取り価格で北川ともめて製造を中止し帰国したようです。そのため現存する量が減ったことで、教団の教祖派の信者たちのあいだでは、今も価値が上がり続けているようです」 「それからは作られてないってことだな」 「海外に在住する教祖派の信者たちは北川の指示でアルベール・レノを見つけ出し、再び〈天使の涙〉を作らせようとしたようですが、その後どうなったのかはわかりません」 倉持志織は、自分を信頼してくれている教祖代理派の信者たちには〈天使の涙〉は危険な薬物なので、使わずに回収の指示を出し、信者から求められても教団としては配布しない、かわりに隆史の解毒薬を配布することにしている。
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