媚薬の罠
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1862
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗KS
本文
今夜、麗花は食欲がなかった。何も食べる気が起きなかった。 組織が用意してくれた2LDKの部屋がとても広く感じて、床に座り込み冷蔵庫に背中をあずけて明かりも灯さずに、暗いキッチンにいた。 隆史は明日の朝までには瑠々の分だけでも解毒薬を完成させると、バスを待つ間に麗花に言っていた。学園のスポンサーは檜垣家で、隆史が必要なときには利用できることになっていると話していた。 冷蔵庫のそばで座り込み、動きたくないと思いながらも、トイレで排尿を済ますと、ふらふらと冷蔵庫に背中をあずけて座り込み続けて朝を迎えた。 隆史は解毒薬作り出すことはできただろうか。 中国から離れて、組織からも離れていた気持ちでいたが、お好み焼き屋の「ばあちゃん」の前で、そして檜垣隆史の前で話を聞いていた時は、組織の後継者の徐麗花の立場に戻っている自分を感じた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
レイプ
>
媚薬の罠
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説